元TOKIO山口達也氏(51)が4月17日配信の『朝日新聞デジタル』のインタビューに応じ、過去の不祥事やアルコール依存症について赤裸々に語り、一部で波紋を広げている。

 山口氏は3月22日に「株式会社山口達也」を設立したことをツイッターで報告。アルコール依存症を患っており、医師から「完治することはない」と宣告されたこと、そのアルコール依存症を克服する方法は「アルコールを一生一口も飲まない」ことだと説明。

 そのうえで「株式会社山口達也」では、自身の経験を活かして「アルコール依存症の周りにいる方々」や「依存症全般」に対する講演活動、「企業向けの危機管理セミナー」をやっていくとした。

※画像は山口達也氏の公式ツイッター『@yamaguchi_inc』より

■10年ほど前から「酒の飲み方」が変わったと告白

『朝日新聞デジタル』のインタビューで、わいせつ事件や酒気帯び事故と病気の関係を聞かれた山口氏は、あらためてお詫びしたいとし、罪を真摯に受け止め、同じ過ちを繰り返さないように歩んでいきたいと話している。

 もともと酒が好きだった山口氏だが“飲み方”が変わったのはここ10年ほどだという。その理由について、40代の頃はすべてにおいて自信がなくなっており、自己肯定感が低くなったと説明。

 人から褒められても3割ぐらいは「本当かな」と疑いを抱いてしまい、結果、ワーカホリックに。寝られなくて忙しい日々が続き、いつからか睡眠導入剤と一緒に酒を飲むような状態にまで至ってしまったという。

 そんな状態ではあったものの、仕事はできていたこともあり、自分では問題だとは思っていなかったようだ。しかし、遅刻したり、わがままを言ってしまうこと、現場に出てこずにマネージャーが部屋まで呼びに来たこともあったと振り返っている。