■記者が実際に比較検証してみると……

 実際のところ、『ONICHA』と『健康ミネラル麦茶』にはどのような違いがあるというのか――本サイト記者は、実際に2品を購入。飲み比べるほか、原材料や価格も含めて比較した。

 まず、飲む前に成分の違いを確認。『ONICHA』は前述のようにヒカキンのこだわりから、大麦(カナダ、オーストラリア産)しか使われていない。

 一方の『健康ミネラル麦茶』は、大麦(カナダ、オーストラリア、日本)に加えて、飲用海洋深層水と麦芽、そしてビタミンCが含まれている。《ミネラルバランスをととのえるため、飲用海洋深層水を0.3%以上加えています》という但し書きもある。栄養成分表示を見ると、確かに『ONICHA』に比べて、特にミネラル成分の1つ、マグネシウムの量が多かった。『ONICHA』は600ミリリットルあたり1.8ミリグラム、『健康ミネラル麦茶』は650ミリリットルあたり3ミリグラム。マグネシウムは微量であれば、麦茶の香ばしさを引き立て、すっきりとした味わい(甘み、香ばしさ)を向上させる効果がある成分とされる。

 次に見た目。グラスに注いで見比べると、『ONICHA』は暗いこげ茶色。『健康ミネラル麦茶』と比べて、色味が濃い印象を受けた。

 そして、実際に飲み比べると――公正を期すために、飲んだ際の記者の状況・環境を補足しておく。検証を行なった日の気温は23度前後。日差しが強い時間帯に直射日光の下、往復10分弱ほどかけて自転車を走らせ、商品を購入した。飲み比べを行なう時点でほどほどに喉が渇いていて、汗も少しかいていた。

 そんなコンディションのもと味わったのだが――『ONICHA』はヒカキンが推していた通り、大麦の風味が強い。素材本来の味という感じがした。悪い意味ではなく、「普通の麦茶」という言葉がふさわしい気がする。

 次に『健康ミネラル麦茶』。こちらはネーミング通り、ミネラル感がある味わい。すっきりとしていて、『ONICHA』と比べるとグイグイ喉に入ってくる感じだ。

 これについては、記者が前述のように軽く汗をかいていたことも、飲みごたえに影響を与えた可能性があることを補足しておく。『健康ミネラル麦茶』は公式サイトに「暑さ対策」の水分&ミネラル補給にオススメと書いてあり、《日常の運動にもウォーキングやジョギングなどの軽い運動でも、発汗により水分が失われます》という一文もある。だから、ミネラルバランスに力を入れている『健康ミネラル麦茶』を美味しく感じたのかもしれない。

 最後に価格。希望小売価格は『ONICHA』が138円(税込149.04円)、『健康ミネラル麦茶』が170円(183.6円)だが――『健康ミネラル麦茶』の場合、多くのスーパーで安値で売られていて、税込みで100円未満の店もある。セブンイレブン限定&上記の価格で売られている『ONICHA』と比べると、『健康ミネラル麦茶』の方が安く買える機会が多そうだ。

 結論としては、どちらも麦茶としては間違いなく美味しく飲める商品だった。セブンイレブン限定だけに『ONICHA』には割高感もあるが、デザインは可愛い。さらに、ラベルをはがして「鬼みくじ」に挑戦できる遊び心もあるが――果たして『ONICHA』は、鶴瓶が広告キャラクターを務める『健康ミネラル麦茶』に並ぶ人気商品になれるのだろうか――。