■“朝ドラ受け”で博多大吉がツッコミ
話の大筋はそこまでおかしくもないのだが、亀吉(三浦)の手下である“スキンヘッドの男”は視聴者目線だと露骨に目立っているのだ。実際、劇中でも島田(佐野)はすぐに怪しいと気づき、前述のように追い払っていたが、りんは全く気付いていない様子だった。
これには、『風、薫る』放送後の情報番組『あさイチ』の恒例の“朝ドラ受け”でも、博多華丸・大吉の大吉(55)が「あんなスキンヘッドのヤツがウロウロしよるんだから、りんも多少は気づけよ! 怪しいよアイツ!」と、ツッコミを入れていたが、視聴者からも、
《りんちゃん、気付かなかったの?》
《あさイチの司会の三人が言っていた通りでスキンヘッドの怪しげな男達が彷徨いていたのだから気が着け!って思っていた。現代と危機管理の違いがあるが、気が着かないものかね?と思う》
《あんなスキンヘッドウロウロしてるんだからぁ!ってw そりゃ華大さんも熱くなるよねw》
といったツッコミが寄せられているほか、
《今日の展開は、子供の病気が治りたての時に、母がその子をほっといて、外に出て団子食いながら男といちゃついて、夕方までダラダラ出かけてて、家に戻って来たら子供がさらわれてたって事で合ってる? なにか見逃してる? えーと… なんでそんな脚本にしたの??》
《セットはきれいだし、今回は映像は暗くないし見やすいのに なんでこんなにつまらない脚本なのか》
といった、脚本に厳しく言う声も。
『風、薫る』は序盤から話が駆け足であること、ダブル主人公の物語が同時進行する展開が見づらいことなど、脚本に対する厳しい声は少なくない。今回のりんがあまりにも鈍いこともそうだが、登場人物に好感を抱きづらいという声も。
そんな同作を巡っては、Xでは、まだトレンド入りするほどではないがハッシュタグ《#風薫る反省会》も増えつつある。ある意味、ドラマ本編よりもXの《反省会》が盛り上がってしまった朝ドラと言えば、黒島結菜(29)が主演を務めた『ちむどんどん』(22年前期)があるが……。
題材的に、物語の舞台が「看護師養成学校」に移ってからが本番という感じもある『風、薫る』。今週は、ダブル主人公のりん(見上)と直美(上坂)が看護師養成所に興味を持ち始めているが、果たして今後の展開は――。
特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。特撮俳優のステップアップの場で知られる朝ドラも見逃さない。