「昨年1月に引退した中居正広氏(53)の女性トラブルに端を発した“フジテレビ問題”を受け、同局はこの春、大改編及び既存の番組のリニューアルを敢行することに。フジテレビ上層部はこのコンテンツ戦略を『ヒートMAX』と表現しましたが、その新たな番組が大苦戦を強いられていますね……」(制作会社関係者)

 フジテレビは3月9日、都内で「FUJI FUTURE UPDAT~コンテンツラインナップ発表会 2026 春~」を開催。4月期のタイムテーブル、新番組やリニューアル番組の紹介、コンテンツ展開などの説明を行なった。

 同局のコンテンツ投資戦略局編成管理部長は《今後、コンテンツを制作するにあたり重視していくのは熱だと考えています》と話し、4月改編のコンテンツ戦略を「ヒートMAX」だと発表した。

「アナウンサーや優秀なディレクター、プロデューサーの退社が相次いでいるフジテレビですが、一連の問題から心機一転、今春の改編で『ヒートMAX』を掲げて意気込んでいる感じですが、当初より局内から“こんな状況でヒートMAXって何だよ”と冷めた声が上がっていましたね」(前同)

 フジテレビはイメージ刷新・リブランディングのため、マーケティング会社にコンサル業務を依頼する方向だったものの、2025年9月に『週刊新潮』(新潮社)に報じられたことで頓挫。リブランディングは大手広告代理店に依頼することになったものの、一連の経費を含めて1億円規模の資金を投じ、できたのが「ヒートMAX」というキャッチフレーズだったと報じられている。

「『ヒートMAX』といいますが……この春にスタートした新番組の視聴率が全く振るわず、数字は冷え切っているんです。特に『超調査チューズデイ~気になる答え今夜出します~』(火曜19時)の視聴率には他局のテレビマンも騒然とするほどですからね」(同)

 3月31日からスタートした生放送番組『超調査チューズデイ』は、視聴者がいま一番知りたいホットな話題を、番組ならではの切り口で“超調査”するという内容で、メイプル超合金カズレーザー(41)とニューヨークがMCを務めている。

 その『超調査チューズデイ』の初回の世帯視聴率は2.9%(すべてビデオリサーチ社調べ、関東地区)、個人視聴率は1.8%だった。

「4月14日は世帯2.5%、個人1.4%。21日は世帯2.5%、個人1.6%と初回からさらに数字を落とし、複数のメディアで早々の打ち切り説まで報じられてしまっています。

 同番組は、主にスタジオのMC陣とゲストがVTRを見るという構成なので、“生放送である必要性を感じない”という指摘もありますよね。取り扱う企画についても、出演者とスタッフの間で“これでは厳しいでしょう”と難航している状況だといい、制作の裏側も大変な状態だといいます。

 ただ、とにもかくにもゴールデンの番組で“世帯2.5%・個人1.4%”というのは厳しすぎる。テレビ界で重視されるコア視聴率(13歳~49歳までの個人視聴率)も0%台を出しており、スタートしたばかりですが早くも危険水域に達していると言えそうです」(同)