《サーバーを購入すれば収益が出る》
こうした謳い文句で投資家を勧誘したのは京都市内にあるサーバー販売業者『クリアースカイ』(以下、クリアー社)だ。4月14日には顧客らの弁護団が業務停止命令を求めるなどとして消費者庁に告発状を提出している。
「クリアー社は、2023年9月から今年の2月ごろまでの間に顧客に購入させた社内データなどを管理するサーバー機器を他の会社へ貸し出し、数か月後に購入金額の110%で顧客から買い戻すと語り、1口110万円で資金集めをしていたそうです。数千万円単位で投資していた人も少なくないといいます。現時点で判明しているだけで被害者は400人以上おり、被害総額はおよそ250億円ともされています」(全国紙社会部記者)
被害者の1人が語る。
「クリアー社に投資したのは、信頼している友人から紹介されたから。2か月半で10%の利回りと伝えられ、最初は“そんなおいしい話”と思いましたが、長年の付き合いがある友人の紹介だったこともあり3口(税込330万円)も購入しました」
しかし、購入後クリアー社からの連絡は滞り、関係者とも連絡がつかない状況が続いているという。クリアー社がこれだけの金額を投資家から集められたのには理由があるという。
「クリアー社の“執行役”を名乗る男性は、政治家とのつながりをセミナーやイベントでは頻繁にアピール。彼の口から出てくるのは有名政治家の名前ばかりだったので、これなら信頼できると思ってしまいました」(前同)
現に、4月18日に『週刊文春』(文藝春秋)電子版が報じた内容によると菅義偉元首相(77)や日本維新の会の藤田文武共同代表(45)、自民党の三原じゅん子・元こども政策担当相(61)と撮影した2ショット写真がクリアー社主催のイベントの告知などに利用されていたという。
多くの投資家をどん底へと突き落としたクリアー社。同社の告知に関わったのは政治家だけに限らないという。前述の文春の記事内でも、24年11月2日に京都市内のホテルで開かれたクリアー社の設立5周年パーティに元阪神タイガースの関本賢太郎氏(47)と糸井嘉男氏(44)が登壇していると報じられているのだ。