■靖国神社で相撲をやる意味を考えよ

 確かに、春巡業初日の伊勢神宮奉納相撲も入場料を取っているけれど、靖国神社の場合は、ここで相撲をやる意味を考えろ! っていうの。

 いくら、本場所や巡業が大入りだからと言って、またしても金儲けに走る相撲協会の気が知れない。

 あくまでこれはオレの自論だけれど、地方巡業はすべて取りやめにしたほうがいい。8月の夏巡業も2日から29日までビッシリスケジュールが組まれているが、巡業で儲かるのは興行を取り仕切る勧進元だ。

 相撲協会には平日いくら、祝日いくらと金は入るが、その金を払えば、あとは勧進元の自由。力士たちは巡業手当てとして1日いくらかの金がもらえるけれど、儲かった分を力士に還元してあげなくちゃ。

 巡業であちこち回って疲れるよりも、東京で治療しているほうが楽って考えるのも無理ないよな。

大関に返り咲いた霧島(左)、巡業を休場中の横綱・大の里

貴闘力忠茂(たかとうりき・ただしげ)
1967年9月28日、兵庫県生まれ。二子山部屋(入門時は藤島部屋)入門後、83年に初土俵。最高位は東関脇。2000年に幕尻(前頭14枚目)で初優勝する。02年に引退し、大鵬部屋の部屋付き親方となるが10年に野球賭博関与のため日本相撲協会を解雇される。現在は焼肉店『ドラゴ』を経営。