誰もが“2強”と断言したパ・リーグが、意外な展開を見せている。

「開幕前にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026開幕前日SP』では、解説者10人中7人が日本ハムの優勝を予想。

 ただ、21試合を消化した4月22日時点で、まさかの借金生活です」(スポーツ紙デスク)

 その原因は、先発&救援ともにチーム防御率4点台という奮わない投手陣だ。

「19日は3失策も絡んで15失点。打線が、史上最多に迫るペースで本塁打を量産中なだけに、新庄剛志監督も歯がゆいでしょう」(前同)

 開幕前のV予想では日本ハムを推した元ロッテ&オリックス監督の西村徳文氏は、「戦いはまだ、これから」と前置きしつつ、両者の争いを、こう評する。

「果たすべき役割を熟知したベテランの多さ。若手の多い日本ハムとの違いが、ソフトバンクの一番の強みでしょう。昨季の開幕時は故障で不在だった主力らも、現時点では軒並み元気。そりゃ強いはずですよ」

 一発攻勢が注目される現状は、采配を振るう側の心理としては、どうなのか。

「本塁打は相手にとって脅威だが、逆に、それ一辺倒に頼ってしまう怖さもある。打線が活発なときこそ、小技や機動力を使うといった仕掛けをしていくのも、監督の腕の見せどころでしょう」(前出の西村氏)

 一方のソフトバンクは、ここまで誤算らしい誤算は、ほぼないと言っていい。

「守護神・杉山一樹(28)が、自身の不甲斐ない投球にキレてベンチを殴打し、骨折離脱したぐらい。でも、あの選手層なら問題はない。ロベルト・オスナ(31)とも契約合意し、盤石でしょう」(前出のデスク)