■「寝てる間に息が止まる」と新庄監督本人も自覚
この2チームの対決に前出の西村徳文氏は、こう言う。
「直接対決は日本ハムが開幕5連敗中ですが、他チームとの対戦成績はほぼ互角。その意味でも日ハムとしては、なるべく早く1勝して、選手から苦手意識を払拭したいでしょう」
記憶に新しいところでは、2024年の西武が、ロッテに開幕16連敗を喫して、同一カードの連敗記録を更新。当の西村氏も、ロッテのコーチだった1998年に、今なおNPB記録として残る18連敗を経験した。
「あそこまで負け続けると、渦中の選手たちも“なぜ勝てないか”が分からない。一つ勝つだけで、雰囲気はガラッと変わるんですけどね。次の対決は5月22日からの福岡での3連戦。新庄監督は交流戦前に一矢報いたいでしょうね」(前同)
その新庄監督は、チーム事情だけではなく、睡眠障害にも悩んでいるという。
「“無呼吸症候群がすごくて、寝てる間に息が止まる”と明かしています。“監督に多いらしいよ。心臓の病気と呼吸系”と言ってましたし、さすがの新庄監督も重圧がかかっているんでしょう。心配です」(前出のスポーツ紙デスク)
5年目となる今シーズン、悲願成就を前にプレッシャーが立ち塞がるが、
「今季限りでの勇退を決めているそう。カッコつけの新庄は、なんとしてもリーグVで“有終の美”を飾りたい。今季開幕前には某大手系列の事務所から独立し、勇退後の計画も進行中。広告代理店は侍ジャパンの次期監督に担ごうとしていますよ」(スポーツ紙記者)
事実、球界にも新庄監督を代表監督に推す声もある。
「広澤克実氏や武田一浩氏など、メディアで公言している識者も多数。ありえるでしょう」(前同)
鷹の2年連続日本一に待ったをかけるか――。熱パの行方から目が離せない。
西村徳文(にしむら・のりふみ)
1960年1月9日生まれ。宮崎県串間市出身。81年、ドラフト5位で千葉ロッテ・マリーンズに入団。85年ベストナイン、ゴールデングラブ賞(二塁手)受賞。翌年から89年までは盗塁王。90年にはパ・リーグ史上初のスイッチヒッターとして首位打者を獲得し、97年に現役引退。2004年にボビー・バレンタインが監督に就任したロッテで内野守備走塁コーチ、1軍及び2軍外野守備走塁コーチ、ヘッドコーチを兼任。10年、監督に就任。日本シリーズ出場を果たし、4度目の日本一へ導く。監督就任1年目での日本一達成は史上9人目。正力松太郎賞を受賞。16年オリックス・バファローズ1軍ヘッドコーチ就任。19年からは監督も務めた。