4月に新入社員が入社して1か月。各職場では昭和世代の上司と、学生気分が抜けきらない新入社員による“社内バトル”が早くも勃発している。
「2024年に厚生労働省が発表した『職場のハラスメントに関する実態調査』によると、過去3年間に相談があったと回答した企業は、パワハラが64.2%で最多。セクハラの39.5%を大きく上回っています」(全国紙社会部記者)
若者文化研究所の西村美東士氏は、年配の上司と新入社員世代が衝突する理由について、こう分析する。
「“運命共同体”として、会社員は世代を超えて協働すべきですが、過去の価値を背負ってきた古い世代と、新しい価値を背負う新しい世代とでは、価値感の共有は至難の業。おまけに年金問題などの、世代を分断する社会背景もありますし、互いに不満を持つのも自然な流れかもしれません」
まずは、新入社員の“タイパ”重視な言い分を聞いてみよう。
「上司がAIやパソコンのことになると、席まで来て、いちいち聞くんです。スマホで調べれば一発なのに……。で、嫌な顔をすれば“最近の子は……”って。正直、時間効率が悪すぎますね」(20代女性・営業)