■酒に合う牛丼チェーンのメニュー
夜は、“お取り寄せグルメ&酒”で、いつもと違う晩酌を楽しんではどうだろう。
まず、酒場案内人の塩見なゆ氏が教えてくれた逸品が、『いかの黒作り』(120グラム=600円・京吉)と、『じゃこ天』(5枚入り=1188円・安岡蒲鉾)だ。
「いかの塩辛にイカ墨を入れた富山県の郷土料理“黒づくり”は、イカ墨の独特なコクと、ねっとりとした食感が魅力。甘口の日本酒と相性抜群です。“じゃこ天”は愛媛県南予地方の特産品で、小魚のすり身を油で揚げたもの。内臓系のほろ苦さがあるので、四国の日本酒『石鎚』のようなキリッとした辛口が合います」
肴がそろえば、次は酒。うまくて安いカップ酒&缶ビールを紹介しよう。
「カップ酒が安酒というのは過去の話。新潟県の地酒を使った『真野鶴 純米吟醸カップ』(180ミリリットル=440円)や、長野県の地酒『大雪渓 蔵出し紙カップ』(180ミリリットル=286円)など、ご当地のお酒を手軽に味わう手段として、人気急上昇中です」(前同)
また、ビール党には人気のPB商品からセブンイレブンの『7プレミアム エールズ』(350ミリリットル=198円)を紹介しよう。
「日本のナショナルブランドでは珍しいエール。リンゴのようなフルーティな香りとコクがあります」(同)
家飲みに飽きたら、散歩がてらに牛丼チェーンで、一杯ひっかけるのも一興だ。
「吉野家の『冷酒』(300ミリリットル=398円)は、新潟県の酒蔵が特別に作っているので、日本酒好きは要チェック。新潟県は鮭も特産品なので、合わせるなら、『鮭(単品)』(250円)の一択です」(同)
松屋なら、『生ジョッキ缶』(340ミリリットル=290円)に『デミグラスソースハンバーグ定食』(990円)を組み合わせると、ビアホール気分を味わえる。
「すき家で『スーパードライ』(中瓶=480円)を飲むなら、『牛皿』(普通盛=350円)と『とろ〜り3種のチーズ』(210円)。タバスコで辛味と酸味を加えると、これからの暑い季節にピッタリです」(同)
牛丼屋のカウンターでキュッと一杯――たまには、こんな休日も楽しいものだ。
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大和イチロウ
インスタントラーメン専門店「やかん亭グループ」代表取締役。一日一麺を30年以上実践している、インスタント麺の専門家。
塩見なゆ(しおみ・なゆ)
飲食・酒類専門のライターとして活動中で、これまでに1万軒の飲み屋を訪れている実績を持つ。ライターとしての活動の他に、飲食企業や清酒・ビールメーカーとの共同企画なども行っている。主な著書に『ほっこり旨安酒場名店ガイド』(ダイアプレス)などがある。