ちっとも動かない高速道路に、イモ洗い状態の観光地。帰宅時には疲れてクタクタ……そんな思いをしてまで出かけるのは愚の骨頂。令和の時代は、“巣ごもり式ゴールデンウィーク”が新潮流だ。お金をかけず、心と体が大満足する連休の過ごし方を徹底指南!
昨年、名優の訃報が相次いだ映画界。今年のGWは自宅で映画三昧を決め込みながら、銀幕スターに思いを馳せてはいかがだろうか。
「昨年11月に92歳で亡くなった仲代達矢さんを筆頭に、中山麻理さん(享年77)など、映画やテレビで活躍した人ばかり。過去の名作で、天国の彼らと再会できます」(映画ライター)
まずはその仲代さんから。映画評論家の秋本鉄次氏は、彼を次のように評する。
「若い頃に黒澤明作品で活躍したイメージが強いですが、彼は90歳を超えても、第一線に立ち続けた生涯現役の役者でもあります。晩年の演技も味がある。特に『春との旅』(2010年)は、傑作です」
同作は、足が不自由になって、職を失った老漁師・忠男を仲代さんが熱演。その忠男の最期の住まいを探すために、徳永えり演じる孫娘・春が親戚を訪ね歩くヒューマンドラマだ。
「忠男のキャラが非常にいい。頑固者で、やたらと食欲があって、ご飯をバクバクと食べるんです。老いても枯れず、目がギラギラとした老人像は、生涯現役を貫いた仲代さんと重なります」(秋本氏)
女優の吉行和子さん(享年90)も昨年9月、この世を去った。前出の秋本鉄次氏が解説する。
「映画『東京家族』などに出演し、知的で落ち着いた女性という役柄が多かった。テレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』の母親役や、『ナースのお仕事』の婦長役でも知られています」