物価高騰が続く昨今。財布に優しいワンコインメニューもそろえる庶民の味方といえば、『日高屋』と『サイゼリヤ』だ。“安く、おいしく、健康に”、そんな夢の食生活を実現すべく、本サイト記者が1週間の食事を2大チェーンのみで満喫! 体に起きた変化をレポートしながら、医師、管理栄養士による解説を届けよう。
1週間生活に挑戦したのは、本サイトの男性記者40歳、独身。運動不足気味ではあるが食事は自炊派で、1日1箱の紙タバコと、缶ビール1、2本の晩酌が定番。健康には自信があったが、前日の血液一般検査では血糖値と中性脂肪が基準値を超えていた。
野菜摂取を心がけようとスタートしたが、3日目までに次々と体の異変に見舞われた。
原因のひとつは塩分摂取量が増えたためと思われ、4日目にして初めてデザートを注文。気分転換を試みたが、実は、この食べ合わせも要注意だった。
医師で『イシハラクリニック』副院長の石原新菜氏が解説する。
「しょっぱさと糖分の組み合わせは、脳が依存しやすい食べ方です。クセになりやすく、より濃い味を求めるようになってしまいます。
感覚を戻すには、薄味の和食生活や、ドレッシングをかけない野菜中心の食事を1週間続けると変化を感じられると思います」
とはいえ、1週間生活は道半ば。5日目はマンネリを避けるべく、サイゼリヤで変化球メニューのイカ墨のパスタを投入する。
この頃から記者は「なんだか疲れにくいな」と感じ始めた。仕事もいつになくはかどり、日高屋で晩酌。
「麺や米、お肉を選ぶ日が多かったと思うんですが、糖質や脂質の摂取が増えると、脳や筋肉のエネルギーが確保されて、集中力が続きやすくなります。
満腹感を促すタンパク質も十分とれているので間食欲求が減り、集中力が途切れにくくなった可能性もありますね」(管理栄養士・望月理恵子氏)