■最終日に起きた驚きの変化

 そして迎えた最終日。せっかくならガッツリ食して終えようと意気込んだが、正直、むくみが気になってしかたがない。そして体は、刺身や寿司を欲している。

「魚でも野菜でもフルーツでも、生の物は水分やカリウムが豊富です。塩分の強い食事はナトリウムが多いので、それを体の外に出す役割を果たすカリウムがとりたくなった。そんな本能が働いたのではないかと思います」(前出の石原氏)

 体の正直な声を実感し、1週間生活は終了。

 翌日は、念願の寿司をコンビニで購入し、再び採血に向かったが、血糖値や中性脂肪の他、数値はなんと、すべて微減。基準値に近づいていた!

「採血した時間帯や、前日に食べた物でも数値は変わります。安心と決めつけることなく、生活全体を見直すことが大事です」

 と、石原氏は指摘する。

「外食では、不足しがちなフルーツとカルシウム、そして塩分を排出するカリウムをとることがポイントです。キュウリの小鉢や枝豆、キャベツなどを副菜で加えると、食事のバランスは良くなりますよ」(前同)

 食べ合わせを意識して、安くて、うまい2大チェーンを日々の味方にしよう! 

 

 【前編】2日目に体重3キロ増、翌日には喉が渇く異変が…本サイト記者が実践1週間「日高屋&サイゼリヤだけ生活」では初日から、夕食後で満腹にもかかわらず、「もう1食くらいは簡単に食べられそう」という謎の現象が起きた。いったい、なぜか? さらに、2日目で体重3キロ増、3日目には喉が異常に渇く異変が……。《【前編】はこちらから》

石原 新菜(いしはら・にいな)
医師。イシハラクリニック副院長。ヒポクラティック・サナトリウム副施設長。健康ソムリエ理事。ロングライフラボ理事。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍。著書に『眠れなくなるほど面白い免疫力の話』『医者が教える奇跡の16時間断食』『温活365日』等、70冊を数える。

望月 理恵子(もちづき・りえこ)
健康検定協会理事長、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、小田原短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。『栄養学の◯と×』、『やせる時間に食べてみた!』など著書も多数。