■制服衣装で歌っていた“アイドル・三吉彩花”の軌跡
さくら学院が結成された2010年は、AKB48が大ブレイクした後の“アイドル戦国時代”と呼ばれる頃。同年には、ももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ)がメジャーデビューしたほか、世界最大級のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL』も始まっている。
「さくら学院は、育成プロジェクトという位置づけであったこともあり、ほかのアイドルグループに比べると活動の規模は限定的で、メディア露出もそこまで多くはなかったんです。
たくさんのアイドルたちがブレイクを果たすなか、独自のポジションを築いていたと言えますが、必ずしも“ブレイク”に直結するような活動ではなかったのは事実。三吉さんにとっても、その後の活動に向けての下地作りのような時間だったと思います」(前出のアイドル誌ライター、以下同)
三吉は、さくら学院卒業業後に本格的に俳優としての活動を開始させた。
「俳優として活動し始めると、さくら学院で制服衣装を着て歌っていたとは思えないほどの大人っぽい雰囲気になっていきましたが、グループに対する愛着は失っていなかったと思いますよ。当時、後輩メンバーたちが出演していたネット配信番組に三吉さんがサプライズで出演したことがあったのですが、本当に楽しそうでした。ただ、後輩たちは、三吉さんの存在感に圧倒されたのか、緊張気味でもありました。当時の三吉さんはまだ20歳くらいだったはずですが、たしかに抜群のオーラでした」
アイドル時代からクールなキャラクターを貫き、ブレることなく現在に至る三吉。4月25日には、イタリア発のプレミアム・カジュアルブランド「DIESEL」のアンバサダーとして大阪店のリニューアルイベントに登場した際、ジャケットのインナーとして、腰骨もあらわなハイレグのボディスーツを着用していたことが話題になったばかりだ。俳優として、26年は韓国映画『タチャ』への出演が決定しているなど、海外軸での発信が増えていることがうかがえる。
「今年の正月にはBLACKPINKのリサさんとプライベートを過ごす様子も自身のインスタで公開しているなど、活動の場が世界に広がって、交友関係にも変化があったようですね。それこそさくら学院から派生した音楽ユニットのBABYMETALが世界で活躍していますが、三吉さんについても同様に世界で活躍する日も近いのではないでしょうか」
自分らしく羽ばたこうとする三吉の今後に期待したい。