■大食いチャレンジのテーブル下にバケツが用意されていて……

 問題の番組でも大食い企画を放送しており、出演者がデカ盛りメニューに挑戦している。

「その番組の大食い企画にあるタレントが挑戦していたんですが、テーブルの下にバケツが用意されていて、口に入れたものを吐きまくっていたというんです。一気にかき込んだら、しばらくしたらそれをバケツに吐いてしまう――という調子だったそうで、現場でも“酷すぎる”“これだったらやらないほうがいいよ”という声も出たほどだったとか。

“ガチンコ”を謳っているわけではありませんが、それを全部隠して放送するというのはさすがにやりすぎですし、ヤラセではないにしても、最初からバケツを用意しているわけで、やっていることがあまりにもですよね……」(前出の制作会社関係者)

■イケメンタレントが緊急搬送されたことも……

 その番組では、過去にも問題が起きていたという。

「あるイケメンタレントが無謀な挑戦をさせられて、意識を失って救急車で緊急搬送されたこともあったんです。このあたりもコンプライアンスに引っかかってくるでしょうね。その番組を放送する局もSDGsを積極的に推進していて、それ絡みの番組もたくさん制作している。

 にもかかわらず、SDGsとは逆行するようなことをやっていることもあり、多くの芸能関係者から“あれは最悪だよね”という声が上がっているんです」(前同)

 あまりにも無謀な大食い番組や大食い企画は、もはや時代遅れで風前の灯火なのかもしれない――。