3月3日、「日本の高校生を元気にする!!」を掲げるメディア『高校生新聞 ONLINE』に、自分自身は食べることが大好きにもかかわらず、「テレビ番組の大食いチャレンジ企画に違和感を覚えるようになりました」という高校生記者の“主張”が掲載された。

 高校1年生だという記者は、違和感を覚える理由は3つあるとし、1つ目に「大盛りの料理を苦しそうに食べる姿は見ていて気持ちよくない」、2つ目に「食材を無駄にしているように見える」、3つ目に「SDGsに逆行している」と指摘していた。

「まさにその指摘通りで、テレビ各局もSDGsを推進していて、SDGsを意識した番組を制作・放送していますが、大食い番組や大食い企画はいまだに人気コンテンツの1つ。ただ、実はある民放局の番組が今、テレビマンの間でかなり問題視されているんです」(制作会社関係者)

■「大食い番組」は視聴者からも厳しく見られる時代に

 SDGsとは「持続可能な開発目標」の英語での略称で「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されている。17の目標には「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」というものもあり、たしかに大食い番組や大食い企画はSDGsに逆行していると言えそうだ。

「大食い企画をやる場合、綺麗に食べること、食べ残さないことが重視されていて、視聴者からも厳しく見られます。その点、特にギャル曽根さん(37)は、ちゃんと綺麗に、そして美味しそうに完食してくれることもあり、好感度も高いですよね。

 ただ、一部からは“大食い企画に参加するタレントでまともなのはギャル曽根さんくらい”という声が上がるくらい酷い実態もあって……。テレビマン、芸能関係者からも大ブーイングが上がっているんです」(前同)

※画像はギャル曽根の公式インスタグラム『@galsone_1204』より