■「作間さん圧巻でした」「作間さんを信じて書きました」『月夜行路』の脚本家も絶賛

 第4話の終盤には“カズト(作間)は本の余白にメモ書きをする読書術をしていた”という展開になり、生前の彼が涼子(麻生)を思い浮かべながら多くの言葉を残していたことも判明。

 カズトが過酷な闘病生活を送る様子とともに、演じる作間が一人語りで「会えなくても思い出せる花のような笑顔」「君ならきっと大丈夫」「ありがとう りょうこ」などと、本に残していた言葉を優しい声で読み上げていく演出があり、そこでは多くの視聴者が涙したようだ。

 奏との演じ分けも含めて、『月夜行路』の第5話は作間の主演回と言っても差し支えないような内容だった。作間は第4話前の取材で《台本にないところで、初めて泣きました。それくらい感情の波があります》とコメントしていたが、その“波”をしっかりと表現していた。

『月夜行路』の第5話を視聴した人からは、

《作ちゃんに思いきり泣かされた》
《作間くん素晴らしかったリアタイできずTVerで観たけど泣けて泣けて苦悩する役を演じる作間くんて絶品なんだよなー》
《なんかだめ…作間くんの声だけで泣ける》
《1人2役の作間くんの演技に何度見返しても泣いちゃう》

 など、作間の演技で号泣したという声が続出している。

 同ドラマの脚本家・清水友佳子氏も自身のXで《明日の4話、作間さん圧巻でした 早く皆さんに見てほしい》《4話ありがとうございました。カズトも奏もすごく難しい役どころだったと思いますが、作間さんを信じて書きました》と、第4話の放送前後に作間の演技を絶賛するコメントをポスト。俳優としてしっかりと爪痕を残せたようだ。

 ちなみに作間は、STARTO社のジュニア内5人組ユニット・ACEesのメンバーだが、同グループは国民的グループ・のラストライブ『We are ARASHI』(3月13日~5月31日)のバックダンサーに抜擢されるなど、今、事務所からプッシュされているグループ。デビュー間近説もささやかれるほど注目されているだけに、『月夜行路』で素晴らしい演技を見せる作間には、今後さらに俳優業のオファーが殺到するのかもしれない。

 そんな作間の演技がに注目された『月夜行路』だが――今回で涼子の旅の目的だった“元カレの行方”に関しては決着がついた一方で、もう一人の主人公・ルナ(波瑠)の謎はさらに深まった。第4話ラストでは、ルナと涼子の夫・菊雄(ココリコ田中直樹/55)が知り合いだと判明し、第5話予告では、涼子がルナと菊雄に対して「私は2人に騙されてたってこと?」と聞く場面もあったのだ。

 これまでルナは“ダーリン”という、金銭面でルナをバックアップしつつ、涼子の様子を逐一報告させている謎の人物と連絡を取っていたが、実はそれが菊雄なのかもしれない。菊雄の職業は“大人気作家・重原壮助の担当編集者”だが、実は重原の正体がルナでは、という考察も……。菊雄は夜遅くに「作家に呼び出された」と出かけることが多いために涼子に不倫を疑われているが、仕事でルナと会っていたのかもしれない。

 また、ルナの過去に関係する謎の男性として石橋凌(69)が第5話から登場することも告知されていたり、第5話のあらすじには《ルナの失踪と、彼女に忍び寄っていた“黒い影”の存在》などと意味深な一文もある。

 “謎”を考察する視聴者も多い『月夜行路』。作間の「圧巻」の演技で“涼子とカズトの物語”は決着したが、謎深い物語はまだまだ続くようだ――。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。“考察ドラマ”だらけの4月期ドラマに期待している。