■ドラマ『流星の絆』との類似点

 注目はこの後だ。現場となったホテルのロビーに、野上を取り押さえるため刑事たちが突入する。一人で勝手に動いた真(岡田)は、その真意を後輩刑事の宮藤詩織(中条あやみ/29)に問われる。

「自分の身内が殺されて、その犯人が目の前にいたらどうする?」

 真がそう言うと、同じ刑事課の係長、小池俊太(岸谷五朗/61)がワンショットで抜かれるのだ。この展開には、

《小池が犯人の可能性あるよね》

《ワンショットで抜いたのは、小池が犯人っていう伏線??》

 など、小池を怪しむ声が上がっている。というのも、実は第1話の時点で小池犯人説を唱える視聴者が一定数いた。その理由は、『田鎖ブラザーズ』の設定が、18年前に二宮和也(42)、錦戸亮(41)、戸田恵梨香(37)出演で放送された名作ドラマ『流星の絆』を連想させるからだろう。

 実際にSNS上でも

《なんか田鎖ブラザーズって流星の絆に似てない?》

《流星の絆でいったら、小池確定》

《小池って真と距離近い気がするけど、もしかして両親の事件に関係あった?》

 と『流星の絆』と『田鎖ブラザーズ』の類似点を指摘する声はある。2008年にTBSで放送された『流星の絆』で二宮、錦戸、戸田演じる有明3兄弟は、幼い頃に両親を何者かに殺害される。時効が迫る中、3兄弟が力を合わせて真犯人を突き止めるという物語だ。「幼い兄弟が両親を殺される」、「時効」というワードは、田鎖ブラザーズにも共通する。『流星の絆』で有明3兄弟の両親を殺した犯人は、三浦友和(74)演じる柏原刑事だった。柏原は有明家の事件を担当し、事件後も有明3兄弟に寄り添ってきた人物だ。

『田鎖ブラザーズ』で柏原に相当する人物は小池ではないか、というのが視聴者の多くが抱いた推測だ。