コンビニ大手・ファミリーマート(以下、ファミマ)のドーナツ商品をめぐり、X上で約3600万回ものインプレッション(閲覧数)を叩き出すほど話題を呼んだのは、4月23日のことだった。

 問題の商品は、税込135円で販売されているファミマオリジナルブランドの『オールドファッションドーナツ(チョコ)』だ。この日、あるユーザーが商品の実物写真を投稿。

 パッケージ写真では半分ほどチョコがかかっているのに対し、実物はごく一部にしかチョコがコーティングされておらず、《これはさすがに笑った 底上げ弁当が霞んで見えるわ》とつづった。

 投稿はリポストが1万超、“いいね”が14万超の大反響となり、リプライや引用ポストには、

《個体差にしてはひどすぎる》
《ガチでこれなら悲しすぎる》

 などの声が寄せられた。

 一方で投稿者自身は、後に《個人的にはチョコ無い部分がめっちゃ美味しくて好きなので大当たりでした》《単なる呟きで他意はありません  ファミリーマートさまを攻撃する意図はなく、日常の驚きを共有しました》など、否定的な意図はないと補足している。

 こうした話題を受け、編集部が実際に都内複数の店舗で『オールドファッションドーナツ(チョコ)』を計3点購入、開封したところ、いずれもパッケージ写真並かそれ以上にチョコが掛けられていた。中にはドーナツ記事の7割ほどをチョコが覆うものも確認され、品質に明確な問題は見られなかった。検証の結果、今回話題になったドーナツは、製造工程で何らかの不具合が生じた稀な「エラー品(個体差)」であった可能性が高いと考えられるだろう。