■「1人賛否」には先輩芸人が公の場で苦言を呈したことも

 バラエティ番組ディレクターが「1人賛否」終了の背景をこう言う。

「動画内で説明したように、粗品さんの“ステージ”が上がったというのもあるのでしょう。近々、仕事面で大きな動きがあるのは確かなようです。ただ、別の要因も言われていますね。『1人賛否』が人気になりすぎて、期待感がどんどん膨らみ、視聴者が求めるハードルがぐんぐん上がっていってしまったことも要因ではと言われています」

 粗品の「1人賛否」が大人気になった結果、何かニュースが報じられると、「1人賛否」ファンは、“粗品ならどう斬るのか”“○○の件を斬ってくれ”と、ニュースのジャンルを問わずに大きな期待がされるようになっていったようだ。

「ニュース、発生した話題の出来事を斬ってほしいという声が増えすぎた結果、粗品さんは詳しく知っているお笑い界のこと、テレビ界などのことだけでなく、あまり詳しくない業界の話題、あまり知らないスキャンダルなども取り上げないといけないような状態になってしまったと言われています。結果、そうしたものは“ただの悪口”のように見えてしまうものも……。過去には、ある趣味を持つ女性タレントをさした感じで“にわか”扱いしてサゲる発言をしたのですが、彼女が本気の“ガチ勢”であったため、粗品さんにツッコミが入ったこともありましたね。

『1人賛否』に話題のニュースを斬ってくれという期待感が沸騰し、扱わなかったら厳しいことを言う人もいたようですね。そんななかで粗品さんは、視聴者の期待感に応えるべく“攻める粗品”を演出し続けなければいけなかったと。それが大変だったのではと言われていますね」(前同)

 また、「”包囲網“と言いますか、先輩芸人や同僚芸人などからの厳しい声があったのも事実ですし、それの影響もゼロではないのでしょうね」(同)という。

 たとえば、粗品の先輩であるほんこん(62)とお笑いコンビ・メッセンジャーのあいはら雅一(56)は24年6月放送のラジオ『土曜の午後は、トコトンほんこん!』(ラジオ大阪)で、粗品が先輩である宮迫博之(56)をディスり倒している件に触れて、「粗品悪いやつちゃうけども、あれはアカン」(ほんこん)、「僕がもし言われる可能性もありますよね? 殴ってもいいっすかね? 殴りたいなと思うんすよ」(あいはら)とコメント。

「ほかにも、“粗品のことは高く評価するが『1人賛否』は……”という声が吉本の芸人さんから出ていたそうです。そうした意見は気にしない感じの粗品さんですが、やはり多少は影響があったのでは、とも言われていますね。

 そうした背景もあって終了することになった『1人賛否』ですが、本人が言っているように新たな試みが動いてるのは間違いないそう。また、話題になる斬新で意欲的な新たなことをしてくれるのではないでしょうか」(同)

 常に賛否の声が寄せられながらも、お笑い界で大きな存在感を放ち続けている霜降り明星・粗品。次に見せてくれるものは、果たして――。