■中居の『金スマ』は“激強”裏番組相手に奮闘!
一方で、SMAP時代は木村と双璧の“つとぷ”だった中居正広(50)の冠番組『中居正広の金曜日のスマイルたち』(TBS系)も、この週は絶好調だったという。
「4月14日放送の『金スマ』は21時からの2時間SPでしたが、コア視聴率は4.5%というかなりの高数字でした。この日はSnow Manをゲストに招き、“デビュー当時から3年間で9人がそれぞれどんなふうに成長していったのか”にフォーカスした内容でした」(前出の制作会社関係者)
特筆すべきは、裏番組の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送していた映画が、2009年公開の『劇場版 名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』だったことだ。こちらのコア視聴率は6.3%だったという。
映画『コナン』は非常に人気のあるシリーズで、特に『漆黒の追跡者』は放送当日の4月14日公開の新作映画『黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』とリンクする部分もある作品で、注目が集まっていた。
「それを相手にしての高いコア視聴率ですから、さすが中居さんですよね。ただやはり、今、勢いに乗るSnow Manのパワーは強かったと思われます。同放送回では、中居さんがあらためてSnow Manに金言を贈り、話題になりました」(前同)
Snow Manは今年4月28日から冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)がグループ初のゴールデン進出を果たす。そこでSnow Manメンバーは中居にアドバイスを求めたのだが、
「見返りや手柄を求めたらフォーカスは鈍ってしまうから、視聴率のために、何々のために、って見返りや手柄ではない」
としたうえで、自分たちではなく「ゲストが気持ちよく帰ってもらえること」が大事だと説明。
冠番組は「自分たちがメインの番組」に見えるが、実際は「(ゲストを)お迎えして、出てもらっている立場」であると語った。
そして、ゲストをしっかりともてなすことで、1度出演したタレントが10年後にも「あまりバラエティ番組には出ないけど、Snow Manの番組なら出てもいいや」と思ってもらえるような番組を目指してほしい、と中居はアドバイスしたのだった。