■鈴木おさむ氏の作品には“話題の人”の起用が多いという指摘も
一方で、1年が経過したが、田中は文春砲でイメージが落ちたままで、ネット、SNSには依然として厳しい声もあるが――、
「放送作家は引退しましたが、鈴木おさむさんは“話題作請負人”として近年、ヒット作を手掛けていますよね。鈴木さんは田中さんと舞台『芸人交換日記』(2011年)などで仕事をしてきて、今回の最新作『母さん、ラブソングです。』でタッグを組むのは4作目という深い関係性もあるだけに、舞台も攻めた面白いものになるのではないでしょうか。
また、このところの鈴木さんが絡む作品には、大きな話題があった俳優を積極的にキャスティングしているイメージもあるため、それを指摘をする声も多く、そこも注目されている感じですね。田中さんの場合は、以前からの関係性もあっての起用でしょうが」(前出の芸能プロ関係者)
たとえば、鈴木氏は、自身が企画・脚本・プロデュースを務めたゆりやんレトリィバァ(35)主演のNetflixドラマ『極悪女王』(24年9月配信)に、女優・唐田えりか(28)をキャスティングしている。唐田は2020年1月に東出昌大(38)との不倫が文春で報じられたことで一時は仕事が激減していたが、『極悪女王』での体当たりな演技で再評価されたことで知られる。同作は「放送文化基金 ドラマ部門 奨励賞」を受賞するなど、作品としても高く評価されている。
その後、唐田は同じく鈴木氏が企画したFOD先行配信ドラマ『102回目のプロポーズ』(3月19日~)では主演も務めている。同作は俳優・浅野温子(65)と武田鉄矢(77)がダブル主演を務めた名作ドラマ『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系/91年7月期)の続編。同作には3番手役として伊藤健太郎(28)が起用されているが、伊藤は20年10月末にひき逃げ騒動を起こしたことで知られるため、その点も注目を集めた。
また鈴木氏が脚本を担当した伊藤淳史(41)主演の『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系/24年1月期)では、22~23年の“ドロ沼離婚”が話題になった篠田麻里子(39)が“不倫妻”を演じる攻めたキャスティングが話題になった。
そんな篠田が”最低な不倫妻“を演じた『離婚しない夫』は全話での見逃し配信合計再生数が3000万回を突破する大ヒット。視聴率調査で知られるビデオリサーチ社が公表した24年1月期ドラマの「見逃し配信」再生回数ランキングでも、全ジャンル1位を記録した。
「舞台は、ドラマや映画に比べると鑑賞のハードルが高いところはありますが、根強いファンが多いジャンルでもありますよね。田中さんはまだ地上波ドラマへの出演は難しいかもですが、“話題作請負人”の鈴木さんの舞台を皮切りに、徐々に表舞台に戻っていくのではないでしょうか」(前同)
鈴木氏は7日朝、自身のXを更新。田中とは5年に一度のペースで舞台作品を一緒に作り続けてきた“戦友”であること、5月8日投稿予定のYouTube動画に田中が出演することなどを綴っている。戦友の舞台から、田中は再び俳優として注目されることになりそうだ。