■返品自由でも店舗が損をしない理由
「後悔させま宣言」は、店内のどの商品が対象となるのか?
「基本的には食品・非食品を問わず、店内の全カテゴリーが返品対象となります。対象外となるものは、“POSAカード”、“書籍”、“シークレットBOX”、“トレーディングカード”、“食玩”、“タバコ(デバイスは除く)”、“指定ごみ袋”、“一番くじ”、“当たりくじ付き商品”、“他店舗指定の対象外商品”です」(前出の広報担当者)
このようにほとんどの商品が返品できるという。一見すれば、利用者の良識に委ねた性善説のサービスにも見えるが、ルールはあるのだろうか?
「まず、物理的な制限を設けています。“残量が3分の2未満となったもの(食品、サプリメント、プロテイン等を含む)”は返品できません。また、“賞味期限・消費期限が切れてしまったもの”、“購入から90日を経過したもの”や“販売履歴(レシートやmajicaアプリの履歴)が確認できないもの”、“同一商品を複数日にわたって繰り返し返品”することはできません」(前同)
とはいえ、返品サービスをいいことに、悪質な返品を繰り返す利用者が現れる可能性もある。その場合、どのように対処するのか?
「本サービスは、あくまでお客さまに安心して新しい商品を試していただくためのサービスです。“同一商品の複数回にわたる返品は不可”といった規定に基づき、販売履歴を通じた適切なチェックを行います。ルールを逸脱した過度な返品要求に対しては、然るべき対応をとる方針です」(同)
昨今では、職場におけるカスタマーハラスメントも社会問題化している。過度な返品要求をする利用者から、従業員を守ることができるのか?
「カスタマーハラスメントに該当するような過度な要求や行為に対しては、組織として一貫した対応を行います。従業員が安心して働ける環境を維持するとともに、本来の目的である“良質なお買い物体験”を他のお客様に提供し続けられるよう努めてまいります」(同)
愛知県から始まった『ロビン・フッド』は、今後首都圏へと拡大予定。2035年までに200〜300店舗の出店を目指しているという。中世イギリスの伝説的義賊の名を冠したスーパーは、物価高の救世主となるのか。