■青葉賞で強い競馬 7度目のVを狙う

 道中は中団を確保。直線、抜け出すスピードが速く、先頭に立ったあとも、一度も並ばせることなく、レースレコードタイでゴール盤を駆け抜けてくれました。

 本番の日本ダービーと同じコース、同じ距離でこの走りをしてくれたことは、大きなプラス材料です。ダービー7度目のVへ。気持ちも高ぶってきました。

 いい流れに乗って、新パートナーのアドマイヤズームと挑んだのが、京都メインGIIマイラーズCです。

 道中2番手から、ラスト1ハロンで先頭に立つと、弾むような走りで完璧なV。爪の不安に悩まされた昨年とはまるで違う、復活を通り越し、進化した姿で帰ってきてくれました。

 目指すは、2026年のマイル王者。今日の走りができれば、勲章は手の届くところにあります。

 GW明けの競馬は、ここまで9戦4勝2着3回のプロミストジーンで挑む川崎競馬の交流重賞JpnIIでスタート。

 16日は、今年初の新潟参戦。相棒は、24年9月から左前屈腱炎休養していた、キタサンブラックの半弟シュガークンです。

 実力は、24年の青葉賞Vで証明済み。体調さえ万全ならば、勝ち負けの勝負になるのは間違いありません。

武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGI初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GI通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章、2025年8月5日には前人未到の4600勝を達成した。現在もトップクラスで騎乗を続ける“競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。