4月18日放送の『うたコン』(NHK)は、東京・渋谷のNHKホールと日比谷公園大音楽堂から生中継で行なわれた。今回はKing&Princeが出演して、『King&Prince,Queen&Princess(通称KPQP)』を披露したのだが、その圧巻のパフォーマンスが話題を呼んでいる。

「キンプリは5月22日をもって、平野紫耀さん(26)、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)の3人が脱退し、事務所からも退所(岸のみ秋退所)。そして、永瀬廉さん(24)と高橋海人さん(24)のデュオユニットに生まれ変わります。

 5人のキンプリの終了まで残り1か月強。そうしたタイミングでの今回の『KPQP』は、いつも以上にパフォーマンスに力が入っている感じでした」(ワイドショー関係者)

 歌唱前に平野が、「この曲はファンと僕たちの思い出が詰まった曲なので、ファンの皆さん、見てくれている皆さん、NHKホールに心を込めて歌いたいと思います」と話したが、その通り5人はアツく心を込めて『KPQP』を歌っているように感じられ、永瀬や高橋は、目に涙を浮かべていた。

「全員素晴らしかったですが、とりわけ、サビや締めのソロを担当していた岸さんは、ハイトーンかつビブラートも効いていて、ズバ抜けた歌唱力でしたね。以前から歌に関してはキンプリナンバー1と言われた岸さんが脱退するのは、あらためて惜しいですね」(前同)

 歌唱後に高橋は「僕たちのずっと大事に歌ってきた曲なので、みなさんと一緒に思い出が増えてよかったなと思います」とコメント。

 しんみりとした空気だったが、司会の谷原章介(50)の「グループの皆さんで最後一言メッセージをお願いします」という言葉で空気は一変。岸が「ボ、ボ、ボクですか」とアワアワしながら、「ありがとうございやす」と早口で締める、“いつものキンプリ”の雰囲気で幕を閉じた。この和やかなムードは話題となり、《#最後の岸くん》はツイッタートレンド入りを果たした。