「5月12日にフジテレビの清水賢治社長が会見を開き、新たな企業理念などを発表。昨年起きた一連の“フジテレビ問題”を受けてのものでしたが、1980年代から長年掲げてきた『楽しくなければテレビじゃない』を反省。そして今後、コンテンツ制作により力を入れていくことを示しましたが、その足掛かりとなりそうな番組が先日放送されましたよね」(制作会社関係者)

“フジテレビ問題”で大きなダメージを負った同社。番組制作費の大幅削減、敏腕社員の退社も相次いで危機が言われていたが、5月2日と9日に放送されたバラエティ番組『逃走中~シークレットミッション【真実】~』(フジテレビ系、21時~23時10分)が好結果を出したという。

 2週にわたって放送された今回の『逃走中』の舞台は埼玉県の西武園ゆうえんち。アスリート、俳優、アイドル、芸人などの豪華出演者らがハンターとの勝負に挑むこととなった。

「今回の『逃走中』から“妨害者”という新たな仕掛けが導入されましたが、この新要素が多くの視聴者を惹きつけることになりました」(前同)

 5月2日の番組終盤、逃走者の中に「妨害者」がいることが告知され、妨害者はミッションクリアを阻止すると100万円をもらえるというアナウンスがされ、出演者らは騒然とすることに。

 そして9日の後編では、その妨害者が見取り図盛山晋太郎(40)だったことが判明。盛山は妨害ボーナスで300万円を獲得していたが、残り時間43分でハンターに確保されボーナスはナシに。正規の賞金と合わせ、「俺の400万!」と嘆いでいた。

 これで妨害者がいなくなったと思われたが――実はもう1人妨害者がいることが明らかに。それがラランド・ニシダ(31)だった。

「1週目の放送で出演者らがペアを組む場面があり、ペアのどちらかが生き残れば2人とも賞金を獲得できるというシステムだったのですが、ニシダさんは誰からも選ばれることなく1人に。盛山さんもそうでしたが、ペアにならなかった逃走者に“妨害者になることへの誘い”のメールが届き、そこでニシダさんは妨害者に名乗りを上げ、後編では次々とミッションを妨害。“これで100万かよ~”と漏らす場面もあり、ヒールぶりが番組の終盤を大いに盛り上げました」(前同)

 終盤には俳優の山崎育三郎(40)が確保されたものの、彼が妨害者だと紹介されることなく、最後に1人残ったニシダが妨害者であることが判明。すでにハンターに確保されていた出演者からは「1人勝ち!?」などの声も上がった。

 その後、ニシダは堂々と逃げ切ることに成功。賞金114万円とボーナス200万円の計314万円を獲得すると「うぉー!」と叫び、逃げ切ることができたのは「やっぱ復讐ですよね。誰も俺を選ばなかった復讐。全員騙し切りました」と最後までヒールを演じ切ったのだ。

 今回の『逃走中』の視聴者からは、

《久々に逃走中みたけど妨害者っていう要素めっちゃ面白いな》
《妨害者システムめちゃくちゃ面白かった!ただでさえストレスフルな状況なのに疑心暗鬼も入ってサスペンスドラマみたいで恐ろしい》
《結果知ってる状態で見たけどそれでもおもろいぐらいの神回やった》

 と「神回」というワードが出るほど好評の声が上がっている。