■妙に気になる英治・小日向文世
一方で、《気になったので…1話を見直した。英治さん心拍0になっても看護師さんが全く慌てない。で、その後に光誠の心拍0になってからリボーン…英人の身体に入る。もちろんほくろは消える。これ、英治さんも誰かにリボーンしてるってこと? 》など、突き落とされた光誠に巻き込まれた、英人(高橋・1人2役)の父・英治(小日向文世/72)に関する考察もある。
英治の不可思議な描写は、当初から気になっていた。金遣いが荒く、社長に憧れていて、今回では祭りの実行委員にやたらこだわっていた。どうもただのクリーニング店の店主とは思えないアクの強さで、ひと筋縄でいかないキャラ。ただの父親で終わるように思えない。また、第4話で、英人と光誠(高橋・1人2役)は腹違いの兄弟という疑惑が匂わされたこともあり、英治がなにか隠している可能性もある。
第1話の冒頭では、妻と英人の位牌を持ってあかり商店街を後にする描写があったが、そのあと、どこに行こうとしていたのかも不明だ。実はかなりのキーパーソンである可能性が高い英治。考察にあるように、第1話の2026年で光誠と同じタイミングで死んだ英治が、誰かに転生していたとしても不思議ではない。まさか2012年の光誠? 荒唐無稽なこのドラマでは、ありそうな話だ。
次回の予告で、野本家で英人と光誠が対峙するシーンがある。タイムリープものでは禁じ手だが、転生ものでのある本作では、なにが起こるのだろう。もしかしたら、光誠の中身は英人とは別人かもしれない。この先の未来はどうなっていくのか……英人として生きる光誠は一抹の不安を覚えているようで、今後に注目だ。 (ドラマライター・ヤマカワ)
ドラマライター・ヤマカワ
編プロ勤務を経てフリーライターに。これまでウェブや娯楽誌に記事を多数、執筆しながら、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』にハマり、ウェブで感想を書き始める。好きな俳優は中村ゆり、多部未華子、佐藤二朗、綾野剛。今までで一番、好きなドラマは朝ドラの『あまちゃん』。ドラマに関してはエンタメからシリアスなものまで幅広く愛している。その愛ゆえの苦言もしばしば。