■千原ジュニアは闇営業芸人と積極的にコラボするように
前出のお笑いプロ関係者が続ける。
「ただ、その後も入江さんを除き、宮迫さんと闇営業芸人とのコラボはありません。一方、ジュニアさんは自分のYouTubeチャンネルでスリムクラブ、ザ・パンチ、ガリットチュウ・福島善成さん(45)を呼んでコラボしているんです。
それだけではありません。投資トラブルで松竹芸能を退社したTKO・木本武宏さん(51)の復帰にあたって、最初に声をかけたのもジュニアさんだったといいます」
ジュニアは、複数の女性との“多目的トイレ不倫”が報じられたアンジャッシュ・渡部建さん(50)に対しても、自分たちのライブに出ないかとオファーを出していた。
「スキャンダルで苦しんでいる芸人仲間に対し、ジュニアさんには“俺がイジッてやらなアカン”という思いがあるのかもしれません。宮迫さんにかけた言葉も本音から出たものでしょうし、“そうするべきでしょう”と思っていたのではないでしょうか」(前同)
■吉本芸人の中での空気感
芸人に限らず、スキャンダルが明らかになった芸能人は『絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)に出演し、その後、ダウンタウンの特に松本人志(59)と共演したり、東野幸治(55)にイジッてもらうことで復活を遂げてきた。
「特に最近の東野さんは“再生工場”と呼ばれるほど。ただ、松本さんはお笑い界のトップ中のトップ、東野さんも大ベテランですからね。もちろんジュニアさんもベテランですが、2人に比べたら後輩芸人も接しやすいですし。ジュニアさん自身もそう思っているからこそ積極的に行動に出るのではないでしょうか。
一方、吉本芸人とのコラボが減っている宮迫さんですが、別に吉本サイドから所属芸人に“宮迫と共演するな”というお達しは出ていないそうなんです。
にもかかわらず、いまだに闇営業芸人とのコラボがないのは――宮迫さんサイドはオファーを出しているのかもしれませんが――彼らをフォローしようというジュニアさんのような男気が感じられないから、“コラボをしたい、しよう”と思う吉本芸人もなかなか出てこない、という空気感があるからだといいますね」(同)
4月22日には自身のYouTubeチャンネルで、東京・五反田のたこ焼き店『みやたこ』を4月いっぱいで閉店させることを明らかにした宮迫。赤字とスタッフがいなくなることが理由だというが、闇営業問題から間もなく4年――茨の道はまだ続いているのかもしれない。