■若林・高橋海人はセーフ?

 次回、山里は、同期の実力No.1コンビがネタ見せ授業で大ウケしたり、早くも女性ファンを獲得することに嫉妬。焦って自分のコンビの相方を厳しく罵るなど、目を背けたくなりそうなヒドいエピソードが続きそうだ。これによって、さらなる視聴者離れを呼ぶ可能性がある。

「心配なのは、森本が山里を忠実に演じることで、ファン以外の一般視聴者から嫌われる可能性があることです。対する若林役の高橋は、鬱屈しているものの、他人を攻撃するエピソードはありません。“たりないふたり”として共鳴する2人ですが、一般視聴者からの好感度には差が出そうです」(同上)

 2人の演技について、ツイッター上では「相当若さまと山ちゃんのことを好きで研究しないと、ここまで寄せられないよ。しゃべりの間や抑揚、イントネーションもスゴく似ていて驚いた」など、視聴者から多くの称賛の声が寄せられている。

 しかし、その内容を見ると、「オードリー」と「南海キャンディーズ」のファンが多いと見受けられ、一般のドラマファンには届いていないようだ。

 物語はまだ序盤で、今後、若林は春日とのコンビ名を「ナイスミドル」から「オードリー」に改名。山里はコンビ解散、ピン芸人を経て、しずちゃん富田望生/23)と出会うことになる。極度なネガティブ思考に悩みつつも、2人が成長していく熱いシーンが増え、低視聴率を挽回することに期待したい。