現在放送中のフジテレビ系月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』で主演を務める北村匠海(28)が、9月25日公開の映画『シャドウワーク』に出演することが発表された。北村は同役を自身初の《完全な悪、邪悪な存在》な役だとコメントしていて、解禁されたビジュアルも注目を集めている。

『シャドウワーク』は、吉岡里帆(33)と奈緒(31)のダブル主演映画。佐野広実氏の同名小説が原作で、配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター「おうち」が舞台のサバイブクライムサスペンス。

 同作で北村が演じるのは北川晋一という男性。前述のコメント以外の情報はないが、予告では襟元が赤く染まったワイシャツを着て恐ろしい笑みを浮かべている姿も……。静止画ビジュアルも目が据わっていて、非常に不気味だ。

『シャドウワーク』の北村のビジュアルには、

《一瞬の表情でヤバ男だとわかるの凄い》
《表情がもう…ね…。ザワザワするわ…》
《この1枚だけでとんでもない悪なんだろうなと思えたよ 北村匠海の邪悪、楽しみ》
《目が据わっててヤバい》

 といった、北村の表現力を称賛する声が多く寄せられている。『シャドウワーク』の公開は北村の主演映画『しびれ』と同日のため、《どっちから観ようか迷う》《どっちも当日行かないとじゃん。。》といった声も。

 そんな北村が主演を務めている月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(以下、『サバ缶』)は、福井県立若狭高等学校(旧小浜水産高等学校)の生徒たちが、地元の名産品である「サバの缶詰」をJAXA(宇宙航空研究開発機構)の「宇宙日本食」として認証させるまでの12年間(2006年~2018年)の記録に基づいたノンフィクション書籍『さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』が原案のオリジナルストーリー。意外なことに、『サバ缶』は北村にとって地上波連続ドラマ初主演作でもある。

 同作の舞台は、原案と同じく日本海側の港町・福井県小浜市。現地ロケも行なわれ、美しい海辺のシーンも多い。現地では好評で、福井テレビでの第1話の世帯視聴率は22.9%(ビデオリサーチ調べ)と超高視聴率だったのだが――制作会社関係者は言う。

「『サバ缶』は、初回(4月13日)の世帯視聴率こそ6.0%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)とそこそこという感じでしたが、2話以降急落。第3話(4月27日)から第5話(5月11日)まで世帯3%台という、月9とは思えない数字が続いています。個人視聴率も、さらにテレビ界が重視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)もほとんど取れていないですね……」

『サバ缶』第4話(5月4日)の視聴率は、世帯3.5%、個人2.2%、コア1.1%というものだった。

 直前の26年1月期に同枠で放送されていた橋本環奈(27)主演の『ヤンドク!』は全話平均世帯視聴率5.8%。近年の月9ドラマは視聴率が振るわないことが多く、『ヤンドク!』も厳しいと言われたが、『サバ缶』はそれを大幅に下回る状態となっている。

「あまりの低視聴率に、フジ局内でも嘆きの声が出ていますね。現在は、TVerなど見逃し配信が普及したことでドラマのリアルタイム視聴者が減少していますが、それでもリアルタイムでの数字は非常に重要なんです。ドラマ枠には少なくないスポンサーがついているわけで、あまりにも視聴率が悪ければ、“そんな見られない枠にCMは出せません”となり、スポンサー企業が撤退しかねないんですよね。

 今期のフジテレビドラマは全体的に不調ですが、『サバ缶』はその象徴的作品とも言われていますね……」(前同)