■「値上げは"もう無理!"なもの」、「ただでさえ高い」のは

 第6位(6.0%)は、冷凍食品。

 冷凍食品も2022~2024年にかけて、大手冷凍食品メーカーが断続的な値上げを繰り返してきた。これまでスーパーの特売などで、200円前後で買えることが多かった定番の冷凍ギョーザや冷凍チャーハンの店頭実売価格は、250~330円前後へと1.5倍近くにまで値上がりした。

 今年に入って、味の素冷凍食品が3月2日の納品分から「ザ★チャーハン」など米飯類6品目を約12%値上げ。ニッスイも同月2日納品分から米飯類など家庭用冷食37品を約2~34%値上げするなど、価格の上昇は続いている。

「気軽に食べられなくなってしまう」(30歳/男性/パート・アルバイト)

「今でも十分高くなっている」(38歳/男性)

「食べたいが気軽に買えない」(38歳/女性/会社員)

 第4位(8.0%)は、スマートフォン、パソコン(本体、周辺機器)。

 スマートフォンは高級化が顕著になっている。2020年には8万円台だったiPhoneの標準モデルが、現在15万円近くまで上昇。「Pro」などの上位モデルに至っては16~18万円台、大容量モデルは20~25万円台という状況に達しており、一般的なノートPCをはるかにしのぐ価格帯へと突入している。

 この背景には長期化する円安に加え、世界的な“AIブーム”により、高度なAI処理を行うため端末スペックが向上したこと、そしてAI向け需要の爆発によりメモリやストレージといった中核部品の調達コストが急騰していることが挙げられる。いまや日常生活の必需品でありながら、PC並み、あるいはそれ以上の高級品と化している。

「割と頻繁に買い換えるからきつい」(26歳/女性/会社員)

「絶対に必要なものだからあまり高くなると困る」(34歳/女性/パート・アルバイト)

「必需品だが、高くて手が出なくなってきている」(37歳/女性/会社員)

「スマホない生活は考えられないので値上げはやめてほしい」(35歳/男性/会社員)

 パソコン(本体、周辺機器)は、2022年からの歴史的な円安などにより、本体価格が1~2割底上げされた。さらに、この1年は円安の長期化だけでなく、生成AIの爆発的普及、世界的な半導体やメモリ部材の深刻な供給不足が加わってパーツ価格が急騰。本体の実売価格もさらに2~3割ほど押し上げられた。

 現在は標準的なノートPCの平均価格が15~20万円に達しており、かつての“10万円前後”という常識は通用しなくなっている。周辺機器もSSD(1TB)で1.5~2万円、2TBであれば2.5~3.5万円前後が主流となり、以前の格安パーツといったイメージは完全に消え去った。

「仕事にも生活にも必要不可欠だからシビア」(26歳/女性/会社員)

「最近値上がりしているので心配」(26歳/女性/会社員)

「これ以上は高過ぎて買えない」(39歳/女性/自営業)

「ただでさえ高い必需品なのに、これ以上値上げされたら厳しい」(36歳/女性)

「大容量のメモリが必要で生活に必要。買い替えがままならない」(27歳/女性)

■「値上げは"もう無理!"なもの」ランキング
1位 米
2位 電気・ガス代
3位 ガソリン
4位 スマートフォン
4位 パソコン(本体、周辺機器)
6位 冷凍食品
7位 日用品
7位 インスタント麺類
7位 お菓子類
10位 卵
10位 野菜