■ハンバーガーの食べ方に異変が

 特に更紗(中村)には、“父親の復讐”という分かりやすい動機もある。前世の根尾(高橋)は、第1話で更紗の父・金平(柳沢慎吾/64)を自殺に追いやっているからだ。金平の葬式に訪れた根尾の顔に、更紗が香典を投げつける描写もあった。

 根尾を突き落とした犯人に関する考察が沸騰している一方で、第6話での“ハンバーガーの描写”から、“現在の根尾社長の正体は英人なのでは?”という考察も盛り上がりを見せている。

 視聴者が注目しているのは、根尾のハンバーガーの食べ方。前世での根尾はハンバーガーをナイフとフォークで食べる習慣があり、これまで何度もそれを強調する場面もあった。

 ところが、転生した根尾と同時に存在している“根尾社長”は、第6話でハンバーガーを手づかみで食べていたのだ。7話の予告のあらすじには「前世の光誠(※根尾)はすぐにコロナ禍にマッチした家庭向けビジネスなどの新規事業を始め、NEOXISは盛り返したはずだったが、現世の光誠は自宅にこもったきりだと知らされ、そんな光誠に英人は疑問を抱く」と、異変を感じさせる一文もあった。

 さらに、なぜか根尾社長が、英人の幼馴染である更紗にアプローチをかけているような描写も……。そんな怪しい描写が多い“根尾社長”には、

《ハンバーガーの食べ方が違ってたね!今の光誠には英人が入ってるのかも?次回予告で、個人の連絡先を渡してるし、更紗のこと好きなのは確定っぽい》
《ハンバーガー手掴み…?中身英人なの?》
《ハンバーガー、素手でいってたなぁ社長…。そっちに英人が入ってる??でもそれやと光誠のマネが上手すぎるんよね。『最後のヒーロー』は何を救うんだろう?》

 といった、“実は英人と根尾の肉体が入れ替わっているんじゃないか”という考察が多く寄せられている。

 第6話のラストシーンは、根尾がかつて突き落とされた神社にたたずみ、「歴史を変えて成功を得た者は、死という代償を払うことになる。未来を変える……?  俺は何を守ろうとしているんだ」と一人つぶやく場面で終わっている。

 根尾は商店街を守り切れるのか? 自分を突き落とした犯人を見つけることはできるのか? 根尾社長の正体は英人なのか? 最終的に”死という代償”を払うのか? 多くの謎を抱えたまま、物語は後半戦に突入する――。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。テレビ朝日のドラマには特撮俳優が起用されがちなところもあるため、アンテナを張っている。