歌手・女優・タレントのあのが5月23日、自身のXを更新。タレントの鈴木紗理奈(48)を巡って騒動になっている冠番組『あのちゃんねる』(テレビ朝日系、毎週月曜日深夜0時15~1時15分)から降板する意向を示した。

 あのはXに《あのちゃんねるとは「この表現は嫌です」や「これはゲストの方が大変な思いするからやめてください」など、生意気にも番組を大切に思う気持ちから、自分の見解や意見を強く伝えたり、やり取りを重ねることがこれまで何度もありました》と書き出し、《それでも改善されず、自分にとっても不本意な状況が続いたことから、過去にも番組を降ろさせてくださいというところまで腹割って話させてもらっていました。 それから番組側は改善しますと言ってくれたので、もう少し続けようと様子を見て続けてきました》とした。

 さらに、《でも、もう続けたくないので番組を降ります。 つまり、番組が終わるということになると思います。 企画や質問内容に抵抗しても、変わらず進んでいくことは過去にもありましたが、今回の件も直前まで質問を伏せられ、もちろん特定の名前を出してやろう、など事前に用意できるわけもなく、僕含め出演者全員が変な汗をかきながら場を成立させようと答えましたが、その後に発言した「僕の発言にもピーかけてくれないとお相手がかわいそうだから」という言葉も、オンエア上ではカットされていました》と綴った。

 そして、《今回お相手を巻き込んでしまったことは申し訳ないです。  今回のような質問や、暴露系の企画はゲストにも悪いし、僕もやりたくない、やらないでほしいと都度伝えてきましたが、改善される様子が無いので、これ以上はやれないとマネージャーに話していた矢先の今回の件でした。   番組を楽しみにしてくださっていた皆さん、ゲストや関係者の皆さんにはこのような形になってしまいすみませんが、最後まで何卒よろしくお願いします》と番組からの降板、そして番組の終了を示唆した。

 それに先駆けて『あのちゃんねる』を放送するテレビ朝日は23日、番組HP上にお詫び文を掲載していた。

《5月18日(月)放送の「あのちゃんねる」におきまして、番組制作スタッフの配慮が足りず、鈴木紗理奈様に大変不快な思いをさせてしまい、また、あの様にとって本意ではない形の放送・企画・編集内容により、多くの方に誤解を招く結果となってしまいました。誠に申し訳ありませんでした。

番組の不適切な質問および企画上の意図的な演出により、あの様並びに出演者様に不本意な発言を誘導し、かつその発言の精査が不十分なまま放送してしまいました。

現在、放送に関しまして多くのご意見を頂戴しておりますが、この度の責任はすべて番組制作側にあり、鈴木様、あの様をはじめ関係者の方々に多大なるご迷惑をおかけしてしまったことを改めて深くお詫び申し上げます》

 あのの“番組降板宣言”を受けて、テレビ朝日はスポーツ紙などの取材に《現在、あのさんの事務所と話し合いをしております》とコメントしている。

 5月18日の『あのちゃんねる』内のサッカー企画で、あのが「ベッキーの次に嫌いな芸能人は?」と番組サイドが用意した質問を振られ、「鈴木紗理奈!」と叫びながらシュートを打つ場面があり、それに鈴木がインスタで怒りを示したことで始まった今回の騒動。

 放送から5日後のあのの長文の声明には多数の意見が寄せられている。

《全肯定するつもりはありませんが今回の件はあのちゃん自身には落ち度はないと思います》
《こういうことは一般の会社でも多々あること あのちゃんは仕事をしただけ 売上に目がくらんでる企画側の責任 企画側の人間も一度鈴木紗理奈やベッキーの立場になったらいい》
《これはあのちゃん個人の失言というより、本人が何度も抵抗していた企画を通し、さらにフォローの発言をカットした番組側の責任が大きいですね。出演者にリスクを背負わせる作り方は、さすがに限界だったのだと思います》
《テレビの暴露企画って、要するに「出演者に地雷を踏ませて、番組は安全圏から数字を取る」仕組みなんですよね。 あのちゃんは空気を壊したんじゃなくて、その地雷原をもう歩かないと言っただけ。 むしろ番組を大切にしていたから止めていたわけで、それを聞かなかった制作側の問題に見える》

 といった番組に対して厳しく言い、あのをフォローする意見も多く、それらへの賛同も少なくない。

 一方で、やはり厳しい声も多数寄せられている。