天海祐希(55)主演の月10ドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(フジテレビ系)の初回が、平均世帯視聴率が9.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好発進した。
同ドラマは、柚月裕子氏の同名小説シリーズ(講談社)が原作。頭脳明晰で変装の達人である元弁護士の女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく痛快ミステリー。
4月17日放送の第1話の内容は、以下のようなものだった。
6年前、涼子は多くの事件を担当する敏腕弁護士だったが、傷害事件を起こして弁護士資格を剥奪され、父の代から顧問弁護士を務めていた総合商社、諫間グループの社長・諫間慶介(仲村トオル/57)に解雇されてしまう。
傷害事件とは、身に覚えのないセクハラの嫌疑をかけられ、金融会社を解雇されたという男(野間口徹/49)が相手。ホテルのラウンジでの打ち合わせ中、涼子はその男をいきなり殴ってしまう。涼子の右手には人を殴ったようなアザが残っていたが、なぜか、その時の記憶がまったくないという。
今回の敵役は悪徳不動産ブローカー・神崎恭一郎(高嶋政伸/56)で、涼子は華麗かつ豪快に追い詰めていく。視聴者のツイッター上の反響は、「テンポも演技も心地いい。ストーリーは読めるけど安心して楽しく視聴できるドラマ」「原作に脚本の熱が加わって破天荒ぶりもパワーアップしてる」などと好評だった。