日本テレビは5月25日、東京・汐留の同局で定例社長会見を実施。4月25日からスタートした土曜22時枠の新報道番組『追跡取材 news LOG』について、福田博之社長(64)が言及する場面があった。
3月をもってNHKを退局してフリーアナウンサーに転身した和久田麻由子(37)と日本テレビの森圭介アナウンサー(47)がMCを務める『news LOG』だが、初回の世帯視聴率は3.8%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は2.1%、コア視聴率(テレビ各局が重視する13~49歳の個人視聴率)は0.9%という厳しいものだった。
同番組について福田社長は《視聴率という結果についてはまだまだこれから》とし、《内容面では『news LOG』らしい視点が少しずつ見えてきたという感想を持っています。輪郭が見えてきたという感じの受け止めをしています》とコメント。
《まだ試行錯誤の繰り返しですけど、現場には焦ることなく1歩ずつ進んでいければという話をしています》と話し、和久田については《経験とか知性とか視点が記者が持ち寄った現場の声とどう交わっていくか。これが噛み合ってくると番組もよくなっていくんじゃないか》と期待を寄せた。
「『news LOG』に期待を寄せる福田社長のコメントの中には“視聴率はまだまだ”といった発言もありましたが……同番組はスタートから1か月が経過し、なかなか厳しい状況になっているようです。初回以降も視聴率は振るっていないなかで、5月23日には裏でタモリさん(80)がMCを務める不定期特番『タモリステーション』(テレビ朝日系)の放送があって、それがかなり強かったですからね」(制作会社関係者)
5月23日、テレビ朝日では20時54分から22時24分まで『タモリステーション』を放送。世界屈指の巨大ターミナル新宿・渋谷・東京の再開発最前線を独自取材で深掘りするという内容となった。
「その後、約30分間、報道番組『サタデーステーション』(テレビ朝日系)が放送されましたが、『news LOG』は『タモリステーション』と『サタデーステーション』の“ステーション並び”に視聴者を持っていかれたようです。
YouTuberのヒカルさん(34)の“つまらない”発言で話題を呼んだタモリさんですが、相変わらず数字を持っています。『タモリステーション』の世帯視聴率は9.8%、個人視聴率は5.6%、コア視聴率は2.3%と高かった。その後の『サタデーステーション』も世帯5.2%、2.8%、1.4%というものでした」(制作会社関係者)
土曜の22時台では安住紳一郎アナ(52)がMCを務め、脚本家の三谷幸喜氏(64)がレギュラー出演する情報報道番組『情報7daysニュースキャスター(Nキャス)』(TBS系)が多くの視聴者に愛されており、5月23日の視聴率も世帯9.6%、個人5.4%、コア2.2%と高かった。
「『Nキャス』はいつも通りの高視聴率。さらに『タモリステーション』『サタデーステーション』も裏被りすることとなり、『news LOG』は“二重苦”といったところで、23日の世帯は3.2%、個人1.8%、コア1.2%と振るわずでしたね。
さらに、通常は21時台がメインの『サタデーステーション』ですが、毎週のように22時を少しまたぐ編成になっていて、これは他局の22時台の番組の視聴者を奪うテレ朝の戦略だと言われていて、『news LOG』も煽りを食らっているともっぱらです」(前同)