波瑠(34)と麻生久美子(47)がダブル主演する日本テレビ系水曜ドラマ『月夜行路-答えは名作の中に-』(夜10時~)が好調だ。

 5月27日に第8話が放送された同作は特に配信の数字が絶好調。第1話~第6話の見逃し配信の累計再生回数は5月8日時点で1300万回を突破。TVerのお気に入り登録者数も71.8万人で、シリーズものの『孤独のグルメ』(テレビ東京系)を除くと4月期ドラマで1位。さらに視聴率も堅調のようだ――。

【以下、『月夜行路』ネタバレを含みます】

『月夜行路』は、人気ミステリー作家・秋吉理香子氏の同名小説が原作。主婦・沢辻涼子(麻生)と、文学を愛する銀座のバーのママの野宮ルナ(波瑠)の2人が事件に巻き込まれる文学ロードミステリー。物語は「大阪編」(~第5話)と「東京編」(第6話~)の二部構成となっていて、「東京編」の主題は、ルナが確執を抱えてきた父・英介(石橋凌/69)のパソコンのパスワードを解読すること。

 今回の第8話は、主人公・ルナのバーで働くトランスジェンダー女性・バブリーちゃん(真田怜臣/37)の主役回。ホテルで発生した“花嫁のティアラ盗難事件”をルナたちが解決する一方で、幼馴染との再会をためらうバブリーの苦悩が、救いのある形で描かれた。ちなみに、バブリー役の真田はトランスジェンダーであることをカミングアウトしており、性別の垣根を超えて、自分らしさを表現することを目標としている俳優だ。

 同回は視聴者からも好評で、

《心温まる神回だった。 容姿が変わり、過去の自分を知ってる人に今の自分を知られる怖さ…幼馴染の結婚式の出席すら躊躇らってしまう世の中…10年後といわずに5年、3年後、今すぐにでも実現すれば良いな》
《あらゆる生きづらさを抱えていたり、身内にも話せない葛藤を抱えていたり、生きづらい社会の今を生きる我々の心に突き刺さるドラマだな》
《当事者の考え方感じ方で知らなかったこともあった。多くの人が観るプライム帯のドラマでやる意味があるだろう》

 といった、称賛する声が多く寄せられている。

 そんな『月夜行路』の第8話の視聴率は、世帯5.0%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人2.7%だった。

「『月夜行路』は視聴率も堅調。最近の日テレの水曜ドラマ枠は数字がかなり厳しかったんですが、同作は気を吐いています。

 そして、日テレの水曜ドラマ枠は、強力な裏番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に常に負けているイメージもありますよね。しかし『月夜行路』の第6話が放送された5月13日には、ついに個人視聴率が『水ダウ』を上回ったんですよね」(制作会社関係者)