■入門以来負けなし旭富士は21連勝!
幕内・藤ノ川の弟・碇潟、幕下付け出しでデビューしたばかりの大森(金沢学院大卒)らに混ざって、オレの四男で元十両の・夢道鵬も決定戦に参戦したんだけど、2回戦で、優勝した碇潟に敗戦。彼は兄貴以上に気が強く、体もデカい。何場所か後には、兄弟で幕内で活躍することは間違いないと思う。
そして、三段目でも注目の優勝決定戦があった。入門以来黒星なしの21連勝の旭富士(伊勢ヶ濱部屋)と、元十両で、ケガで番付を下げている木竜皇という、先場所(序二段)と同じ顔合わせだった。
「史上最強の新弟子」と名高い旭富士は、部屋の兄弟子・熱海富士と互角の稽古をしているほどの実力の持ち主。来場所は幕下に昇進するが、このまま行けば、今年中に関取に上がるだろう。
幕下以下にはこうした有望な若者がたくさんいる。今の上位陣が休場したりケガをしている間に、1年後にはすっかり幕内力士の顔ぶれが変わっちゃうんじゃないの?
貴闘力忠茂(たかとうりき・ただしげ)
1967年9月28日、兵庫県生まれ。二子山部屋(入門時は藤島部屋)入門後、83年に初土俵。最高位は東関脇。2000年に幕尻(前頭14枚目)で初優勝する。02年に引退し、大鵬部屋の部屋付き親方となるが10年に野球賭博関与のため日本相撲協会を解雇される。現在は焼肉店『ドラゴ』を経営。