■違法組織が跋扈し…
その大金の動きに目をつけたのが、国際売春シンジゲートだ。裏社会事情に詳しいライターが言う。
「国際売春シンジケートとは、国境を越えて女性たちを移動させ、組織的な売春で利益を得る国際的な犯罪組織のことです。世界中のマフィアやブローカーが繋がり、女性のリクルートから客の斡旋に至るまで、巨大なネットワークができ上がっています」
日本のセクシー女優が海外出稼ぎで逮捕されたのは今回が初めてではない。
「24年11月、香港、シンガポール、マカオ、日本の警察機関が協力して大規模な取り締まりを行ない、国際的な売春組織を香港で摘発しています。男女65名の関係者を逮捕。その中には21年2月にデビューした女優のBも含まれます。現場で押収されたリストには現在も活動するセクシー女優Cの名前も載っていた。彼女たちと一晩過ごすには最低でも数十万円かかり、単体女優クラスともなると、その値段は15万香港ドル。日本円にして約300万円と報じられました」(前同)
この組織は、航空券、ホテル、通訳、送迎などを手配。通信アプリなどを通じて客を集めていたとされる。当然、日本からセクシー女優を海外に斡旋する人間もいる。
「ホストやスカウトらが“トクリュウ”的に繋がり、女性を海外に斡旋するケースが目立っています。その収益の一部は、暴力団へと流れていると見られています」(同)
こうしたカネの流れを阻止するため、日本の警察は海外警察との連携を強化。海外出稼ぎに対してより、目を光らせている。
その一方で、セクシー女優以外にも海外出稼ぎに出向く日本人女性が増えているという。
「風俗店でも、正直、日本は安いですからね。“稼げないんだけど”って言われても、“じゃあ店変える?”って言うしかない。でも、店を変えたところで急に単価は上がりません。そのうち、“海外とかないの?”って向こうから言ってきますよ」(スカウトマン)
ではなぜ、彼女たちは自ら海外を希望するのか。
「インバウンドの影響で風俗店に来店する外国人客が増えたからだと思いますよ。どうせ外国人を相手するなら、より稼げるところで働きたいって思うのでしょうね」(前同)