■映像と舞台の表現方法の違いに苦悩した可能性も……

 そもそも劇団☆新感線の舞台は求められるレベルが高く、メインキャストの天海にも宝塚トップスターの自負があるだろう。

※画像は劇団☆新感線の公式ツイッター『@SHINKANSENinfo』より

「天海さんには、お客さんに最高の舞台を見せないといけない、メインキャストしての責任を果たさないといけない、という強い思いがありますよね。神尾さんをはじめとする共演者への要求も厳しいものだったと聞こえてきています。それは“いい舞台をつくりたい”という思いからですから当然のことでもあります。

 ただ、ドラマや映画がメインの神尾さんにしてみれば、表現方法も違ったりと戸惑う部分も多かったはずです」(前出の芸能プロ関係者)

■製作発表会見では「これから慣れていかないと」と漏らしていた

 2022年7月、『薔薇とサムライ2』の製作発表会見に登場した神尾は、舞台の本読みの印象を「ドラマや映画とテンポ感が全然違くて、いきなり間違えましたね。僕のセリフまでの間に、ポンポンとセリフが積み上がっていて波が押し寄せてくるかのような感じで、その波にのまれましたね。これから慣れていかないと」と語っていた。

「昨年の神尾さんは舞台に入るまでにドラマや映画の仕事で大忙し。十分に舞台の準備ができなかったことでも苦しんだのではないでしょうか。先輩の伊藤さんの退所、事務所の分裂騒動とA氏や山下さんとの動き、そして舞台と、すべてがのしかかったことで限界に達してしまったのかもしれません。ちなみに分裂騒動はもう収まったという話ですね。

 ただ、休養を経てだいぶ回復。だからこそ番組の収録にも参加できたのでしょうが、昨年12月6日から実に137日、再び生き生きとした神尾さんの姿を見られそうですよね」(前同)

 ドラマや映画、バラエティ、さらには舞台でも神尾のさらなる活躍に期待したい!