■凱旋門賞Vという夢に向けて出陣!
昨年、このレースを勝った後、先代のオーナー、松本好雄さんと交わした約束、「凱旋門賞は来年やな」という言葉は、僕の中で今も大きな輝きを放っています。
僕自身の大きな夢に向かって、亡くなった松本好雄オーナーの夢をかなえるために、兄と慕う石橋守調教師とのコンビで、まずは宝塚記念に全力騎乗です。
宝塚記念以外に皆さんに注目してほしいのが、先週から始まった2歳新馬戰。
僕が騎乗依頼をいただいたのは、6月13日阪神ダート1400メートル戦でデビューするルガルデ。
父Munningsは、北米でスプリンターを数多く輩出するダート界の新星です。
そしてもう1頭が、6月14日の阪神5R芝1800メートル戦から、27年のクラシックロードを目指す、ノースヒルズ生産の良血馬、キズナ産駒のオンユアマークスです。
無事に出走して、無事に帰ってくることが最優先ですが、勝つことでその後のスケジュールに幅が出るのは間違いありません。
どんなレースをしてくれるのか、僕自身が一番ワクワクしています。
武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGI初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GI通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章、2025年8月5日には前人未到の4600勝を達成した。現在もトップクラスで騎乗を続ける“競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。