値上げ、値上げ、また値上げ……。スーパーの特売だけを追うのは、もう限界。黙っていても出ていくお金も、どうにかしなきゃ……。そこで本サイトは、物価高時代を生き抜くために、全国47都道府県の「生活コスト」を徹底調査。暮らしに直結する費用を比べてみると、同じ日本でも、街によってこんなにも大きな差があった!

 生活コストの中で大きな割合を占める住居費も、調査では大きな開きが出た。移住や老後のために知っておきたいのが、この家賃相場である。家賃相場が最も安かったのは宮崎県で月4万6290円。全国平均は約6万円なので、住み替えや老後生活を考えるうえでも、家賃の安さは重要な判断材料になる。ただし、地方に行けば、すべてが安いと考えるのは早計だ。

 ファイナンシャルプランナーの丸山晴美氏が言う。

「地方で安いのは、主に土地代や家賃です。ただし、水道料金や光熱費、車の維持費がかかる地域もあります。家賃だけ見て安いと決めるのではなく、交通費、保険料、医療、介護まで合わせて見たほうが安心です」

 旅行好き、温泉好きが見逃せないのが宿泊税と入湯税。夫婦旅行や帰省、湯治を楽しむ人には意外と効いてくる旅先の“固定費”だ。

「宿泊税は観光地を中心に広がっていて、今年は北海道でも導入されます。さらに温泉地では入湯税もかかる。1回数百円でも、夫婦旅行や湯治で長く滞在すれば積み重なるので、旅先のチョイ足し負担となりますね」(経済評論家)