ポケカの勢いが止まらない。
ポケカとは1996年10月に発売が始まった『ポケモンカードゲーム』のこと。対戦カードゲームとしての魅力はもちろん、近年ではコレクション性の高さから市場では慢性的な品薄状態が続いている。
「ピカチュウやリザードン、ブラッキーなどといった人気ポケモンの高レアリティのカードは最近のものでも10万円前後。1998年に漫画雑誌『コロコロコミック』(小学館)のイラスト大会で入賞した約40人に贈られたピカチュウが描かれたカードは、今年の2月に米競売会社ゴールディン主催のオンライン競売で、手数料を含め1649万2000ドル(約25億2800万円)で落札され話題となりました」(中古トイ市場関係者)
人気を集めているのは一部のレアカードだけではないという。
「1パックに5枚のカードが入り、そのパックが30個も箱の中に入った未開封の“シュリンク付きBOX”までもがフリマサイトやオークションサイト上では高値でやり取りされている。もはや投資対象となっています」(前同)
“子どもの遊び”というより、金の亡者となった“大人の争奪戦の対象”になりつつあるのだ。そんな中、7月31日に発売予定の最新作『ストームエメラルダ』が大きな注目を集めている。
現に発売1か月以上前の段階にもかかわらずSNS上は大盛り上がり。
《ストームエメラルダもなかなか買えないんでしょうね》
《ストームエメラルダ買わないとなぁ》
《ストームエメラルダまでカード買う気起きないな…》
などその発売を待ちわびる声が続々上がっている。
今回、愛好家たちの“ポケカ”への注目度を押し上げているのは『ストームエメラルダ』に含まれるシリーズでも屈指の人気ポケモン“レックウザ”の存在だ。
「2002年11月に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト『ポケットモンスター ルビー・サファイア』で初登場。伝説のポケモンとして人気があります。これまでも関連カードは高額で取引されてきており、過去には状態の良い鑑定済み個体がフリマサイトなどで軒並み100万円超えで売買されてきました。
自分の目で見て確認できるカードショップなどで手に入れようとしたら150万はくだらない。こうした実績があることから今回の『ストームエメラルダ』に含まれるレックウザも“値上がるのでは”と転売ヤーやコレクターを中心に期待されているのです」(同)
現にSNS上では《初動3万あり得るな》《ストームエメラルダは3万スタートでもおかしくありませんね》、《初動いくらやと思う?ワシ3万やと思う》といった声が散見される。発売前にもかかわらず投資対象としての側面に注目が集まっているのだ。
「30パック入った未開封BOXの定価が6000円ほど。それが、発売直後にフリマサイトやオークションサイト上では3万円近くにまで値上がりするのではないかというのです。愛好家たちのSNS上での反応を見る限り激しい争奪戦が繰り広げられるのは間違いありません」(同)