もはや、人間対クマの都内決戦は不可避だ。
「4月に、約2000世帯が住む八王子市郊外の住宅地でツキノワグマが確認され、5月17日には奥多摩町で登山中の男性が襲われて重傷。八王子市長は“人間側の警戒レベルを上げるべき”と語りました」(全国紙社会部記者)
すでに地方では、市街地への出没が相次いでいる。
「6月2日には福島市の市街地でクマが計4人を襲い、工場敷地内に30時間以上、居座りました。7日未明には宇都宮駅至近の商店街にも出没。以降も市内で目撃が相次ぎました」(前同)
人間の生活圏に出没するようになったアーバンベアに遭遇したら、どうすればいいのか。動物研究家のパンク町田氏は「背中を向けて逃げないこと」だと強調する。
「目が合ってから、急に逸らしたり、後ろを向いて逃げるのは危険。クマには、相手が背中を見せた瞬間に襲う本能があるんです」
基本は、背を向けずに徐々に距離を取ること。しかし、逃げきれず攻撃されてしまった場合は、どうすればいいのか。
「アメリカのデータに、ツキノワグマに襲われた場合、逃げるより抵抗したほうが生存率が高いというものがあります。ただし、襲われる前に、こちらから手を出してはいけません。
組みつかれた場合は、クマの両目を塞いで視界を奪うと良い。クマは視界を塞がれると、本能的に手や口を離すんです」(前同)
タイマン勝負となってしまった場合、一瞬の隙を作る便利グッズがある。
「カプサイシンの成分が入ったクマスプレーです。お酢をかけるのも有効」(同)