6月11日から始まったFIFAワールドカップ北中米大会で日本代表は15日(日本時間)、初戦のオランダ戦を2-2のドローで終えた。優勝候補の一角に挙げられる強豪オランダを相手に、執念の同点ゴール。日本中が盛り上がるなか、現地で応援している様子をSNSで報告する“美女インフルエンサー”の写真には、批判的な声も寄せられていて――。

 6月14日、あるXユーザーが、試合が行なわれたダラススタジアム(アメリカ)で応援用のユニフォームを着て笑顔で写る2人の女性の写真を引用しながら、《こういう関係者席でサッカー見てきましたみたいな人って、一体何を主張したくて投稿するの?》とコメントした投稿は、16日までに600万表示。

 またYouTuberのいけちゃんが15日の日本戦開始前、自身のXアカウントにて《スタジアムめっちゃ涼しいー!!!! 現地で応援する!!!!!!!》と投稿した自撮りは16日までに213万表示を稼ぐなか、《承認欲求だけで生きてるな》《あなたサッカー好きでしたっけ?》などとツッコミが続出した。

 その他、現地会場で自撮りをアップする女性インフルエンサーのリプライ欄には、《私可愛いでしょアピールきたぁーサッカー1ミリも興味なさそう》《自分が目立ちたいだけ サッカー利用すんなよ》といった声が寄せられたかと思えば、《少なくとも現地行ってる時点で我々より熱あるでしょ》《こんな程度で叩かれるって、日本人どんだけ心狭くなったんだよ、、》と、論争も巻き起こっている。

 なぜ、彼女たちに冷ややかなリプライが上がってしまうのか。長年SNS上の炎上をウォッチしてきたネットニュース編集者の中川淳一郎氏に話を聞いた。 

 こうしたユニフォーム美女の現地観戦報告に批判めいた声を上げる人の属性について、中川氏は 「サッカーでマウントを取りたいファンと、嫉妬が絡んでいる」と指摘する。

「サッカーファンの中には、“自分は1990年のイタリアワールドカップから観ていた”とか、”昔の日本代表は……”など、自分が知っている情報の多さでワールドカップ最中に盛り上がる人々を“にわか”扱いすることで、自分が優位に立とうとする人がいます。特に女性に対してはなかなか酷い場合も」(中川氏、以下同)

 こうした状況時に、サッカー好きの男性ファンのある“固定観念”が働いていると中川氏は分析する。