■なぜ美女がSNSで観戦報告をすると叩かれる? 背景に「マウント」と「嫉妬」か
「叩いている男性サッカーファンのなかで、“女はサッカーを理解していない”とマウントを取りたい人は多いように見受けられます。
たとえば、飲み会の席で女性がちょっと各国の代表選手の名を挙げたり、“2002年のブラジル代表・ロナウドの大五郎カットがかわいかったです!”なんて言ったりすれば、“えぇぇ! ××ちゃん、サッカー通!”などと褒めたたえるサッカー好き中年男性の言動にも表れます。“どうせ女はサッカーに詳しくないだろ”、と決めつけているからですね」
またこのマウント精神に、もう一つの要素が加わっていると中川氏は指摘。
「W杯という4年に1度のお祭りだけに、そんな彼女たちが“自分が行けない現地スタジアムに行けている”という嫉妬心も加わってコメントを書かせているところも。“にわかなのにレアで高額なチケットを手にしている”という特権へのやっかみですよね。もちろん、これはサッカーファンに限ったことではありませんが」
また、中川氏はそもそも論として、「ネット上では、有名・無名に関わらず“美女”はバズりやすい」とし、こう続ける。
「これまで数多のメディアが『美人過ぎる◯◯』みたいな取り上げ方をしていることからも分かるように、美人はコンテンツとしてとにかく引きがある。“美女×世界が注目するワールドカップ”となると注目度が大幅に上がるというわけです。テレビのニュース番組でもユニフォーム着ている女性が街頭インタビューをよく受けていますよね。
なので、今回は現地観戦の女性インフルエンサー叩きは、そもそも投稿が“美女×ワールドカップ”というコンテンツがインプレッションを稼ぎやすかった、ということから端を発していると考えられます。バズった投稿だからいろいろなコメントを書き込まれる、結果、批判めいたコメントも目立つという方程式です」(中川氏=以下同)
先のYouTuber・いけちゃんは試合後にXで、《サッカー、にわかだけど面白かった!!!!!》《チケットめっちゃ高いときに買ったみたいで泣いた》と報告している。
楽しみ方は人それぞれ。サッカー界もより多くの人に盛り上がって欲しいはずだろう。