■「ああ、私は今うつ病になっているんだ」ローラの赤裸々告白
当時の状況についてローラは、
「なんだか立っているだけですぐに疲れていっつも横になったり、大好きなお料理もやる気が起きなくてキッチンに立つパワーも出なかったのです。そんな日々が続いていて、これはなんだろうと思ったら、“ああ、私は今うつ病になっているんだ”ということがわかりました」
と赤裸々に告白。そのうえで、
「もしかしたら私は今まで自分のことよりも周りのこと、周りの期待に合わせようと思い、完璧にしすぎてしまって、自分の心の声を無視して自分自身を大切にできていなかったのかもしれません」
と、心身がボロボロになった原因を分析した。転機は、友人に誘われた公園でのトレーニングだったという。
何度も通い体を動かすうちに、気持ちが少しずつポジティブになっていったというローラは、心も身体も前向きになるなかで、それまでの自分を「自分じゃない誰かになろうとしていた」と回想した。
またアメリカでの生活でローラは、さまざまな肌や髪の色、体型の人たちがいろいろな価値観を持ち、個性を活かし、自由に自信を持って歩く姿を「かっこいい」と感じたことから、染めていた髪を本来の黒髪に戻し、カラーコンタクトをやめ、日焼けも気にしなくなったという。そうしているうちに、「自分が本来持っているありのままの姿がどんどん好きになってきました」と笑顔を見せた。
本来の自分を取り戻したローラは、続いて自身のルーツを「もっと知りたい」と思うようになったとのこと。年に1、2回バングラデシュへ通って文化を学び、日本では茶道を始めたと説明。すると今度は自分が食べているものへ関心が湧いてきたといい、日本の食料自給率が低い割合であること、わずか3%の農家が日本の食を支えているという深刻な現状に「自分が変わろう」と決意し、実母の故郷・新潟の山奥に移り住んだという流れだったという。
「ローラさんは、アメリカで取得していたグリーンカード(アメリカ永住権)を手放すほどの決意をしたと。農業にも真摯に取り組んでいて、現地の人はその真面目さはもちろん、ローラさんの朗らかさで場が和むこともあったといいます」(前出の女性誌編集者)
イベントの最後、「もし今、心が落ち込んでいたり、生きる希望を探している人がいたらぜひ自然の中に遊びに来て、土の上で裸足になって自然からの愛をいっぱい感じてください!」と呼びかけたローラ。誰のせいにもせず、等身大でローラが自身のストーリーを語った動画には、
《実は、話してる内容の1000倍は辛かったと思う。 生きててくれて、日本に戻ってきてくれて、よかった。ローラ、おかえり》
《泣けてくる〜〜純粋さがにじみ出ています》
《涙ぼろぼろ出たよ》
など、心を揺さぶられたという声が多数寄せられ、16日までに約36万回再生されている。