■あまりにも強烈なサムネイルが注目を集めた『サレタ側の復讐』

 TVerでの『サレタ側の復讐』のサムネイルには、「サレ妻 不倫目撃」(第2話)、「不倫証拠 盗撮」(第3話)などと強い文言が添えられている。そして、最終回のサムネイルは、裁ちばさみを構えて恐ろしい表情を浮かべる佳乃(篠田)の姿と「さよなら、きり○んぽ  by令和のアベサダ」というコピーが。「アベサダ」とは1936年に愛人の男性を殺害し、局部を切り取る事件を起こした女性・阿部定(あべ・さだ)のこと。

 また、最終回で制裁を受けた佳乃の夫・将生役の落合もそうだが、不倫夫たちの演技も話題となった。

 特に注目されたのは奈津子の夫・義隆役のKis-My-Ft2二階堂高嗣(35)。職場の女性との不倫がバレたことで第1話(4月1日深夜)から第5話(29日深夜)にかけて妻たちに復讐される役だった。性的な暴言を何度も言い放ったり、不倫相手との生々しい描写があったり――STARTOアイドルなのにかなり攻めたなと思わせるほどの際どい場面が山ほどあり、注目を集めたのだ。

「そして、やはり篠田さんですよね。篠田さんサイドは今回の『サレタ側の復讐』に出ることに覚悟を決めていて、もっと攻めた脚本でも大丈夫だったみたいですよ。最終回の裁ちばさみの場面は“未遂”に終わりましたが、あれはテレ東サイドが“さすがにそこまでは……”とマイルドにした結果だといいます。

 ここ最近の篠田さんは“悪女役”を演じる機会が多いですが、今回も完璧に演じきりましたね」(前出の制作会社関係者)

 篠田は、24年1月期の伊藤淳史(42)主演の『離婚しない男』(テレビ朝日系)に、主人公の妻役で出演し、公式に“悪嫁(およめ)”とまで言わせる怪演を見せた。

 同作は全話での見逃し配信合計再生数が3000万回を突破する大ヒット。視聴率調査で知られるビデオリサーチ社が公表した同期ドラマの「見逃し配信」再生回数ランキングでも、全ジャンル1位を記録した。篠田はこれを機に“TVerを回す女優”の地位を築き始めたと言われている。

 また、篠田は7月2日深夜スタートの宇垣美里(35)主演のドラマ『おちたらおわり』(日本テレビ系/中京テレビ制作/水曜夜11時59分~)にも、“悪女”のポジションで出演することが明らかとなっている。

『おちたらおわり』は、すえのぶけいこ氏による同名コミック(講談社)が原作の作品。新築のタワーマンションを舞台に、主婦・月島明日海(宇垣)とママ友同士の過酷な人間模様を描く。

 篠田が演じるのは、タワマンの最上階で暮らす​真宮孔美子。表向きには完璧なセレブママだが、底知れぬ執着と策略を秘める悪女で、明日海とはある因縁が――という役だ。

「『サレタ側』は早撮りのようで、早い時期にオールアップするとも聞こえてきていますね。そんな同ドラマも深夜枠で、配信が勝負の作品ですよね。篠田さん演じる孔美子は、『サレタ側』とはまた違うタイプの悪女だといいます。設定から察するに、『サレタ側』と比べてより悪役のような立ち位置かもですね。“TVer無双悪女”の本領発揮の場ではないでしょうか」(前同)

 そんな唯一無二のポジションを築いた感のある篠田だが、

「篠田さんは俳優業にとても真摯な人。連ドラの撮影に入る前、自腹でプロの講師が指導する演技レッスンを受けて、次の作品で演じる役のイメージをしっかりと膨らませてから撮影に臨むといいます。そうしたことによって、現在の“名悪女俳優”のポジションを確立したということでしょうね」(同)

 次の“タワマン悪女”ぶりにも注目が集まる篠田。7月期の『おちたらおわり』でも、配信を回しまくるのだろうか――。