「生命保険協会」が6月12日に、これまで女性の営業職員が多かったため“生保レディ”と呼ばれていた営業職員の呼称を、男性職員の増加や時代の変化を考慮し、 “生保ナビゲーター ソナエルジュ”とすることを発表した。

昭和から令和に変わるまで、それまでの常識や価値観がアップデートされ、変わった言葉も多い。そこで今回は40~60代の男女100人に「いつのまにか変わっていて驚いた言葉」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第9位には、「保母→保育士」「日射病→熱中症」が同率ランクイン。

 保母という呼称は昭和22年に制定され、平成10年に「児童福祉法改正」で保育士に変わった。その背景には「男女共同参画社会基本法」もあり、資格に関しても保母資格から保育士資格に変わった。さらに2003年から保育士は名称独占の国家資格に。以降、保母資格証明書から保育士証へ切り替えなければ働けなくなった。

「婦など女性を示す名の職名は軒並み変更された」(57歳/女性/会社員)

「時代だね! 男女を区別した表現が禁句になりつつある」(68歳/男性)

「正式な感じの名称で魅力的だと思う」(57歳/男性/会社員)

 かつては、屋外で強い日差しに当たりすぎてなる日射病、屋内でもなることがある熱中症は区別されていたが、現在では総称して「熱中症」と呼ばれるようになった。最近の日本は例年、想像以上の猛暑日が続くこともあり、今年も熱中症への注意が呼びかけられている。

「暑すぎて熱中症のほうが危機感がある」(60歳/男性/会社員)

「原因が多くなったので、統一されてわかりやすくなった」(52歳/男性/会社員)

 第8位は、「看護婦→看護師」。

 看護婦から看護師と呼ばれるようになった背景にも、ジェンダーへの配慮がある。かつては女性は看護婦、男性は看護師と呼び分けていたが2001年、「保健婦助産婦看護婦法」から「保健師助産師看護師法」に法改正。それを機に、看護師と総称されるようになった。

「時代の流れを感じる」(54歳/男性/パート・アルバイト)

「今は看護を仕事にしている男性も多くなっているので正しい」(58歳/男性)

「最初は違和感を感じていたが、慣れれば問題ない」(68歳/男性/会社員)