■「いつのまにか変わっていて驚いた言葉」、「いまだに違和感がある」のは

 第6位は、「シンクロナイズドスイミング→アーティスティックスイミング」「助教授→准教授」。

 シンクロナイズドスイミングは、2018年にアーティスティックスイミングへと名称変更された。1934年にシンクロナイズドスイミングという競技名が誕生。時代の変化とともに競技が発展し、「シンクロナイズド(同調)」という言葉が合わなくなり、2018年に「アーティスティック(芸術的)スイミング」に変更された。

「なかなか耳慣れず、会話中もすぐに新しい名称が出てこない」(52歳/女性/パート・アルバイト)

「一瞬何? と思ってしまう」(51歳/男性/パート・アルバイト)

「いまだにしっくりこない」(63歳/男性/自由業)

「変わったことを知らなかった」(57歳/男性/会社員)

「なんだっけと思うことがある」(41歳/女性/会社員)

 文部科学省が2007年に「学校教育法」を改正、これまでの助教授は准教授となり、さらに助教(助手)という位置づけが設けられた。

「助教授のほうが良いと思う。准教授の“准”という漢字があまりなじみがない」(63歳/男性/自営業)

「助教授のほうが良いと思う。准教授の「准」という漢字があまりなじみがない」(69歳/男性)

「いまいちよくわからない」(64歳/女性/主婦)

 第5位は、「肌色→うすだいだい(ペールオレンジ)」。

 三菱鉛筆のホームページによれば、2000年から「はだいろ(肌色)」の呼称を「うすだいだい」に変更したという。多様性の時代となった背景もあり、「人の肌の色へ固定観念を与える可能性があると指摘されていた」といい、「鉛筆生産各社で協調」。三菱鉛筆では和名を「うすだいだい」、英名を「ight Orange」に変更した。ぺんてるでは「ペールオレンジ」と呼称している。

「表現が国際化したのだなと感じた。良いと思う」(51歳/女性)

「いろんな肌の人がいるので、色を覚え始める子どもが混乱しなくてよい」(57歳/女性/主婦)

「肌の色ということがダメなのかもしれないけど、なじめない」(56歳/女性/パート・アルバイト)

「言葉の配慮が必要な時代になったんだなと感じた」(48歳/女性/主婦)

「少し複雑な気持ちがする」(56歳/男性/会社員)

 第4位は、「ロスタイム→アディショナルタイム」。

 今まさに世界は「FIFAワールドカップ2026」で盛り上がっているが、サッカーではプレーが中断された分を延長する時間がある。以前よく聞いたロスタイムは和製英語で、現在は国際基準に合わせたアディショナルタイムという言い方が一般化している。

「年をとってから、この言葉を含め、いつの間にかいろいろ変わってしまい、時代についていけないような気がする」(67歳/男性)

「あまりサッカーを観戦しないので、変わったことにもすぐには気づかずに自然に受け入れた感じです。わかりやすくていいと思います」(52歳/女性/パート・アルバイト)

「カタカナや英語などは分かりづらい」(61歳/男性/自営業)

「ロスタイムの方がわかりやすい気がする」(49歳/女性/パート・アルバイト)

「いまだに違和感がある」(47歳/男性/会社員)

「言葉が長くなり言いにくかったが慣れてきた」(67歳/男性/会社員)

■「いつのまにか変わっていて驚いた言葉」ランキング
1位 巻き戻し→早戻し
1位 タンバリン→タンブリン
3位 スチュワーデス→CA
4位 ロスタイム→アディショナルタイム
5位 肌色→うすだいだい(ペールオレンジ)
6位 シンクロナイズドスイミング→アーティスティックスイミング
6位 助教授→准教授
8位 看護婦→看護師
9位 保母→保育士
9位 日射病→熱中症