魂の伝道師、ラモス瑠偉のコラム。
日本代表が北中米W杯1次リーグ第2戦でチュニジアと対戦。4-0という嬉しい結果と、完璧な試合運びを見せてくれました。
初戦でオランダを相手に粘り強さを見せた日本ですが、この試合では難しさもありました。チュニジアは初戦でスウェーデンに大敗すると、日本戦直前に監督を交代。どのようなメンバーや戦い方で来るか分からず、やりづらさもあったからです。しかも、5失点からの立て直しを新監督のもとですることで、守備の意識をさらに強くしてくる可能性もありました。
しかし、いざ試合が始まってみれば、鎌田大地選手が開始4分で先制ゴールを決めてくれました。守備的な相手のペースに持ち込まれるのを防いだ大きな先制点となり、その流れのままに上田綺世選手が追加点。さらに後半、伊東純也選手と上田選手の2点目が決まりました。森保一監督の考えたプランをうまく遂行して相手に何もさせなかったし、かつ、自分たちのサッカーを展開できましたよね。
しかも、4得点すべてが選手同士でイメージを共有しての素晴らしい形でした。GK鈴木彩艶選手から素晴らしいつなぎを見せて決めた1点目はもちろん、2点目は板倉滉選手が相手のパスを簡単にクリアせずにしっかりとトラップして、すぐに前線に縦パスを入れたもの。3点目は上田選手の素晴らしいフリックと、それを感じていた伊東選手だからこその得点。4点目は、佐野海舟選手が終盤の疲れている時間に気持ちの入ったスプリントを見せて、上田選手にアシストしたゴールでした。いずれも、日本の力を見せたゴールでした。